アプリケーションの管理


Web ユーザーのアプリケーションアクセス
ACL の [詳細] セクションを使用すると、[基本認証] (名前とパスワード、HTTP の場合のみセッションベースの認証) で認証されるインターネットユーザーのアクセスの上限が指定できます。[Web ユーザーによるアクセスの上限] で指定したとおりにアクセスを制限できます。[Web ユーザーによるアクセスの上限] フィールドは、SSL (Secure Socket Layer) クライアント認証を使用して認証されるインターネットユーザーには適用されません。これは、Web ユーザーの ACL が完全に認証されているからです。

SSL の設定については、「SSL を使って暗号化された Web トランザクションを処理する」を参照してください。

Java のテクノロジーを使うと、WebSphere アプリケーションとコードを共有したり、WebSphere アプリケーションにリンクすることができます。シングルサインオン (SSO) -- 共有認証サービス -- これにより、Domino アプリケーションと WebSphere アプリケーションとのよりシームレスな統合を実現できます。シングルサインオン (SSO) については、『Domino システム管理』を参照してください。

シングルサインオンについては、『Lotus Domino Administrator ヘルプ』をインストールしている場合には、「Domino Server と Websphere Server でシングルサインオンを有効にする」を参照してください。または、http://www.lotus.com/ldd/doc にアクセスし、『Lotus Domino Administrator ヘルプ』をダウンロードしてください。

デフォルトのログアウト時間
デフォルトのログアウト時間を指定すると、アクティブでない状態が一定時間以上続いた場合に Web クライアントをサーバーからログオフできます。これによって、Domino がユーザーセッションをトラッキングするために使用する Cookie が期限切れとなります。サーバーから自動的にログオフするようにしておくと、ユーザーがログオフせずに席を離れた場合でも、他のユーザーがその Web クライアントを使ってユーザーになりすますことを防げます。サーバーに対してセッションベースの名前とパスワードによる認証を有効にすると、ユーザーは URL の最後に? logout を付加して、次のようにセッションをログオフできます。

"http://acmeserver/sessions.nsf?logout."http://acmeserver/sessions.nsf?logout

または、&RedirectTo パラメータを使用してログアウトを設計要素または URL に変更することもできます。次に例を示します。

"Http://acmeserver/sessions.nsf?logout&redirectto=/logoutDB.nsf/logoutApp?Open"http://acmeserver/sessions.nsf?logout&redirectto=/logoutDB.nsf/logoutApp?OpenPage

Http://acmeserver/sessions.nsf?logout&redirectto=http://www.sales.com

この式は、たとえば、ボタンで使用するなどしてアプリケーションに組み込んだり、URL として入力したりできます。