LOTUSSCRIPT 言語
コンパイル対象のモジュールが必要とする Public 定義を含んだ LotusScript 拡張 (lsx) ファイルをロードします。
構文 UseLSX lsxLibraryName
構成要素 lsxLibraryName
const lsxLibraryName = "?NAME_OF_LIBRARY" UseLSX lsxLibraryName
Lotus Notes は UseLSX ステートメントをサポートします。UseLSX ステートメントは Public 定義を含む .LSX ファイルをロードします。この定義はカレントスクリプトで利用できるようになります。.LSX ファイルがダウンロードされると、ファイル中で定義されたクラスは Notes のクラスブラウザで表示できます。
Notes プラットフォームには LSX のレジストリがあります。UseLSX ステートメントのファイル指定文字列がアスタリスク (*) で始まる場合、Notes はアスタリスクの後ろの文字列で構成される名前をレジストリで探します。その名前のレジストリエントリは、プラットフォームのファイルシステムにおけるファイルの位置を示します。
「_」は、Notes 固有の dll 用に予約されています。これは、Notes R4.5.1 の時点で行われた変更です。Notes R4.5.1 以降で LotusScript を使って dll をロードする場合に、dll 名の前に下線が付いていると、「DLL 読み込み時のエラーです」というエラーが発生します。
最初に「?」が付くライブラリ名は、ランタイム時に省略可能であると解釈されます。スクリプトをコンパイルするためにはライブラリがコンパイル時に存在していなければなりません。ただし、ランタイムに LSX をロードできなかった場合は、LSX で定義されたクラスがスクリプトで参照されない限り、または LSX で定義された関数またはプロシージャがスクリプトに呼び出されない限り、スクリプトは実行されます。LSX がロードされず、スクリプトが LSX のクラスまたはプロシージャを参照している場合は次のエラーが発生します。
ERR = 230 ERROR = Unknown class instance
ERR = 48 ERROR = Error in loading DLL
例 関連項目