Lotus Domino Designer 7 ヘルプ

式言語

@DB2Schema
例

文字列としてデータベースの名前が指定された場合、db2nsf データベースであればそのデータベースの DB2 スキーマを含む文字列が返され、db2nsf データベースでなければ空の文字列が返されます。

メモこの @関数は Release 7 で新しく追加されました。

構文
@DB2Schema( server :file )

@DB2Schema( server ; replicaID )

パラメータ
server

文字列。サーバーの名前です。

ファイル

文字列。データベースのパスとファイル名です。データベースのパスとファイル名は、オペレーティングシステムごとの正しい形式を使って指定します。

replicaID

文字列。データベースのレプリカ ID です。

戻り値
schema

文字列。サーバーが示す nsf データベースの DB2 スキーマは、

file

または

server ; replicaID

です。データベースが DB2 以外のデータベースであれば、空の文字列 ("") が返されます。次の場合は、@Error によりエラーが返されます。

サーバーを指定できません。
file または replicaID で指定したデータベースが見つかりません。

使い方
@DB2Schema は検索ビューで使用されますが、DB2 SQL 検索は表示用の結果セットを返します。この SQL 検索は検索式であり、@関数を検索式に組み込んでいます。DB2 で実行される SQL の文字列に評価が反映されます。現在の db2nsf のスキーマ内で、Domino Access View (DAV) から SELECT を実行するには、スキーマ名により DAV 表を限定しなければなりません。限定していなければ、DB2 ではアクセス中のユーザー名がスキーマ名として使用されます。@DB2Schema を使用すると、検索式内でスキーマ名を動的に指定できます。

この関数はビュー選択式、列式を含め @関数の使用をサポートしているすべてのコンテキストでも機能します。

例
関連項目

用語集

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