指定された日時値を、指定された年、月、日、時、分、秒の数値で調整します。調整する値は、正数でも負数でも指定できます。

構文
@Adjust( dateToAdjust ; years ; months ; days ; hours ; minutes ; seconds ; [DST] )

パラメータ
dateToAdjust

日時。増分する日時値を指定します。値の範囲ではなく必ず 1 つの数値を指定します。

数値。増分する年の数値を指定します。

数値。増分する月の数値を指定します。

数値。増分する日の数値を指定します。

数値。増分する時の数値を指定します。

数値。増分する分の数値を指定します。

数値。増分する秒の数値を指定します。

キーワード。省略可能。日付の境界線をまたがって調整する際にサマータイムが実施されている場合、時刻をサマータイム用にさらに調整するには [INLOCALTIME] を指定します。[INGMT] を指定するかこのパラメータを省略すると、サマータイム用には時刻は調整されません。調整とは、日付を増やすか減らすかして、新たな日付の同じ時刻にすることです。

日時。指定した時間だけ増分された値が返されます。

ヒント 2 つの日付の差を計算するには、減算を実行します。結果は秒単位で返されます。結果を日単位に調整するには、1 日の秒数である 86,400 で割ります。たとえば、2 つの日付フィールドがあり、date1 は [07/01/01] で、date2 は [07/05/01] であるときは、次の式を使うとその間の日数が返されます。

(date2-date1)/86400

4 が返されます。

クロスリファレンス
LotusScript NotesDateTime クラスの AdjustYear メソッド

Java DateTime クラスの adjustYear メソッド

LotusScript NotesDateTime クラスの AdjustMonth メソッド

Java DateTime クラスの adjustMonth メソッド

LotusScript NotesDateTime クラスの AdjustDay メソッド

Java DateTime クラスの adjustDay メソッド

LotusScript NotesDateTime クラスの AdjustHour メソッド

Java DateTime クラスの adjustHour メソッド

LotusScript NotesDateTime クラスの AdjustMinute メソッド

Java DateTime クラスの adjustMinute メソッド

LotusScript NotesDateTime クラスの AdjustSecond メソッド

Java DateTime クラスの adjustSecond メソッド

例
関連項目

日付/時刻演算を実行する
Lotus Developer Domain の「Anatomy of a Domino e-commerce Web site (Part 2)」