NotesDatabase クラスの AllDocuments プロパティは、データベースのすべてのデータ文書を含む NotesDocumentCollection オブジェクトです。UnprocessedDocuments プロパティは、エージェントとビューのアクションにのみ適用されます。エージェントの場合は、エージェントの作成方法に応じて、エージェントで処理されていないすべての文書またはエージェントの文書選択オブジェクトで指定した検索の結果がこのプロパティに含まれます。ビューのアクションの場合、このプロパティには選択されたすべての文書が含まれます。

NotesDocumentCollection クラスには、文書にアクセスするための次のプロパティとメソッドがあります。

• GetFirstDocument および GetNextDocument の各メソッドは、次の文書がなくなるまで、ループ内で最初の文書と次の文書を取得するために使用します。
• GetLastDocument および GetPrevDocument の各メソッドは、前の文書がなくなるまで、ループ内で最後の文書と前の文書を取得するために使用します。
• Count property プロパティは、コレクション中の文書数を取得するために使用します。
• GetNthDocument メソッドは、特定の文書を取得するために使用します。

NotesDocumentCollection クラスには次のプロパティがあります。

プロパティ	データ型	説明
Count	Long 型	(読み込み専用) コレクションの文書数。
IsSorted	Boolean 型	(読み込み専用) 文書がソートされている場合は True。
Parent	NotesDatabase 型	(読み込み専用) コレクションを含むデータベース。
Query	String 型	(読み込み専用) コレクションの作成に使った検索条件の文字列。

例
関連項目

LotusScript のクラスで文書にアクセスする
LotusScript のクラスでビューやフォルダ内の文書を検索する