LOTUSSCRIPT 言語


InputBox 関数

ユーザーが入力できるようなプロンプトを持つダイアログボックスを表示して、ユーザーからの入力を文字列として返します。

構文
InputBox[$] ( prompt [ , [ title ] [ , [ default ] [ , xpos , ypos ] ] ] )

構成要素
prompt


title
default
xpos
ypos
戻り値
InputBox 関数は、文字列を含んだ Variant 型を返します。InputBox$ は String 型を返します。返される文字列の長さは決まっていません。LotusScript ではサポートされる最小限の長さとして 512 文字を定義していますが、強制ではありません。使用されている製品 (Notes や ESB など) によっては、他に制限が設けられている場合があります。

使用法
InputBox は、[OK] ボタン、[キャンセル] ボタン、およびテキスト入力フィールドを含んだダイアログボックスを表示し、どちらかのボタンがクリックされてテキスト入力が確認されるまでスクリプトの実行を中断します。次に、そのエントリを返します。[キャンセル] がクリックされると、空の文字列 ("") を返します。[OK] または [キャンセル] がクリックされると、実行を再開します。

実行している Lotus ソフトウェアによっては、prompttitledefault、またはテキスト入力フィールドに、上記の値よりも長い文字列を入力できることがあります。Lotus ソフトウェアがサポートしていれば、これらの項目に上限サイズまでの文字列を使用できます。

Lotus Notes の中から LotusScript を使っている場合、InputBox 関数は以下のものに書き込むことに注意してください。

クロスリファレンス
式言語の @Prompt 関数


関連項目