LOTUS CONNECTORS


LS:DO を使って ODBC で外部データベースにアクセスする
LotusScript のデータオブジェクト (LS:DO) を使って、Domino からプログラム的に外部データベースにアクセスできます。LS:DO は LotusScript の拡張ライブラリで、オブジェクト指向のイベント駆動型プログラミング環境で、ODBC (Open Database Connectivity) を使って作業するためのクラスを提供します。LS:DO は、Windows、OS/2、AIX、Solaris を含む複数のプラットフォーム上で、ODBC バージョン 2.0 標準をサポートします。LS:DO は、Notes Client と Domino Server のどちらでも利用できます。また、シングルスレッド環境とマルチスレッド環境の両方で機能します。

LS:DO は次の 3 つの LotusScript クラスの集合で、強力な一連のプロパティとメソッドと、SQL のフル機能を備えています。


これらのクラスのプロパティとメソッドを使えば、外部データベースにアクセスし、SQL 検索を実行して返されたデータを結果セットへ格納し、その結果セットを操作できます。また、検索元のデータベースに更新した情報を戻すこともできます。

LS:DO を操作する
LS:DO を使うと、次のようなアクションを実行する LotusScript プログラムを作成できます。


LS:DO は、ボタンをクリックする、フィールドから出る、文書を開く、といった Notes の LotusScript イベントに基づくデータアクセスに特に便利です。

LS:DO は次のような種類の操作に最も適しています。


LS:DO の操作について詳しくは、次のセクションを参照してください。