データベース内の FTSearch、FTSearchRange と Search AgentContext 内の unprocessedFTSearch、unprocessedFTSearchRange と unprocessedSearch は、検索条件に一致する文書が入っている DocumentCollection オブジェクトを返します。DatabaseCollection の FTSearch は、検索条件に一致した文書だけが得られるように文書コレクションを絞り込みます。View の FTSearch と ViewEntryCollection の FTSearch も、これらのオブジェクトに対して同じことを実行します。ドメインの検索には FTDomainSearch を使います。

FTSearch、unprocessedFTSearch と unprocessedFTSearchRange の場合は、検索条件は Notes の全文検索の規則に従う文字列です。この規則では、検索エンティティは引用符で囲まれた単一の語か複数の語句でなければなりません (文字列定数で引用符をエスケープ処理)。検索エンティティには、? や * のワイルドカードを含めることができます。検索エンティティは、!（not）、&（and）、|（or） 演算子を使って組み合わせることもできます。構文規則について詳しくは、『Lotus Notes 6 ヘルプ』の「オプションを使って文書を検索するには」を参照してください。

Search と UnprocessedSearch の場合、検索条件には Domino の式を用います。

データベースが全文索引付きでなくても FTSearch、UnprocessedFTSearch と unprocessedFTSearchRange は動作しますが、検索速度は遅くなります。全文索引を作成または更新するには、updateFTIndex を使います。索引が作成されているかどうかを調べるには、isFTIndexed を使います。

例
関連項目

Java クラス内で文書にアクセスする