DOMINO DESIGNER 6 の新機能 


プログラミング:XML
Domino では Extensible Markup Language、つまり XML のサポートを提供するようになりました。XML を使用すれば、異なるタイプのデータをタグで識別しながら、データの解釈はそれを読み込むアプリケーションに任せることができます。データの外観を記述する Hypertext Markup Language (HTML) とは異なり、XML ではデータの構造を記述します。Domino はプレゼンテーションとは別に構造化文書にデータを格納するため、XML とは非常に相性が良いと言えます。XML 標準を使用すれば、表示と構造を切り離してデータを操作できます。これにより、データ交換が容易になるだけでなく、さまざまなタイプのインターフェースを使用してアプリケーションに格納されたデータにアクセスできるようになるため、強力な Domino アプリケーションの構築が可能になります。

Domino データの XML 表記は、DXL と呼ばれます。DXL は、Domino 固有のデータと、ビューやフォーム、文書などの構造型設計要素を記述します。XML が情報交換の標準基盤となりつつあることに呼応して、DXL は Domino アプリケーションとの間で XML 表記のデータをインポートおよびエクスポートするための基盤を提供します。

Domino アプリケーションで XML を使用するための一般的なガイドラインについては、次のトピックを参照してください。Domino DTD トピックでは、Domino DTD のすべての要素と属性を定義しています。

Java のメソッドで XML を使用する

LotusScript のメソッドで XML を使用する

Domino Designer アプリケーションに XML を含める

DTD を読む

Domino DTD