主要文書への参照を含む返答文書を作成します。

メモ この @コマンドは Release 6 で新しく追加されました。

構文
@Command([ComposeWithReference]; server :database ; form ; flags)

パラメータ
server :database

文字列リスト。文書を作成したいサーバーとデータベースの名前です。server にヌルを指定すると、ローカルの Domino または Notes ディレクトリの意味になります。server と database にヌルを指定すると、現在のデータベースの意味になります。

文字列。新規文書の作成に使うフォームの名前です。このフォームには、「Body」という名前のリッチテキストフィールドまたはリッチテキストライトフィールドが含まれている必要があります。

数値。次の参照属性を 1 つ以上指定します。属性を結合するには、追加してください。このパラメータを省略すると、フラグにはデフォルトで 2 が設定されます。Web アプリケーションの場合、このパラメータの指定は必須です。
• 1 -- 主要文書への参照を含みます。
• 2 -- 主要文書の本文を含みます。これが、フラグを省略した場合のデフォルトの動作です。省略可能なセクションに、主要文書のコピーを置きます。フラグ値 2 が必要です。

このフラグは Web アプリケーションでは機能しません。このフラグを指定すると、フラグ値 8 は指定できません。
• 8 -- 参照を主要文書のインターネット形式のコピーとして含みます。大なり記号 (>) に続いて「〈ユーザー名〉 wrote on ...」ヘッダーと各行が含まれます。フラグ値 2 が必要です。暗黙的にフラグ値 16 を適用します。このフラグを指定した場合、値 4 のフラグを指定することはできません。
• 16 -- 添付ファイル、画像、その他の大容量オブジェクトを参照コピーから削除し、角カッコで囲まれたテキストステートメントで置き換えます。フラグ値 2 が必要です。
• 32 -- (Release 6 メールテンプレートのように) $ForwardSep サブフォームを含むデータベースの場合、参照コピーの先頭に転送セパレータを付けます。フラグ値 2 が必要です。

このコマンドをビューアクションで使用すると、ビューのフォーム式は、@コマンドで指定したフォームをオーバーライドします。これを回避するには、ビューのフォーム式に次の式を入力します。

@If(@IsNewDoc; @Return(Form); "")

フォーム式については「プログラミングの概要」の「フォーム式」を参照してください。

このコマンドは Web では機能しません。

クロスリファレンス
LotusScript NotesDocument クラスの MakeReponse メソッド

Java Document クラスの makeResponse メソッド

例
関連項目

@コマンド