変数は特定の型になるように宣言します。この型によって変数が保持できる値の種類が制限されます (ただし、Variant 型の変数を除きます)。また、変数のスコープと存続期間、つまり、変数がいつまで存続し、アプリケーション内のどの部分でアクセス可能であるかも決めます。変数の型とスコープは、ユーザーが選択しなければ、通常は既定値が選ばれます。

変数名は、LotusScript の有効な識別子であれば何でも構いません。 名前は同一モジュール内で使われる同一スコープ中の他の変数、定数、またはプロシージャの名前と同じであってはいけません。

次のいずれかのデータ型や構造の変数が使えます。

• LotusScript で認識されるスカラー型 (Boolean、Byte、Integer、Long、Single、Double、Currency、String）
• 配列またはリスト
• Variant 型
• ユーザー定義のデータ型 (Type...End Type ステートメントで定義された型)
• Class...End Class ステートメントで定義されたクラス、または LotusScript と共に実行中の Lotus ソフトウェアで定義されたクラス

関連項目

データ型,定数,変数
スカラー変数を明示に宣言する
スカラー変数を暗黙的に宣言する
Dim ステートメント
Environ 関数
Let ステートメント
LSet ステートメント
識別子の作成規則
Option Declare ステートメント
RSet ステートメント
Set ステートメント