アプリケーションの設計


Web テキストのスタイルを定義する
テキストスタイルに対応する HTML スタイルが Web アプリケーションに含まれている場合、Domino は、テキストスタイルを HTML タグに自動的に変換します。マーカー、数、文字揃え ([両端揃え] と [ワードラップなし] を除く)、間隔、名前付きスタイルなどが、対応する HTML スタイルです。インデント、行間隔、タブなどの特定のフォーマットは、対応する HTML フォーマットが存在しないため、Web ブラウザでは表示されません。ブラウザによってタグの表示が異なること、および Domino が生成する HTML タグがすべてのブラウザでサポートされているわけではないことに注意してください。

フォント
予約されているフォント (Windows では、Default Sans Serif および Default Serif) 以外のフォントが使用されている場合、Domino は、元のフォントに類似させるために、フォント設定を HTML の <FONT> タグと FACE = 属性に変換します。ただし、使用フォントはブラウザが決定するため、Web と Notes では、テキストの表示が異なる場合があります。

サイズ
Domino では、Domino Designer で選択されたテキストサイズが HTML のテキストサイズにマップされます。次の表に、Notes のテキストサイズと対応する HTML テキストサイズを示します。Domino では、フォントサイズは HTML の見出しタグ (H1、H2など) にはマップされないので注意してください。
Notes のテキストサイズの上限マップされる HTML のテキストサイズ
7<nozeros>1<nozeros>
9<nozeros>2<nozeros>
11<nozeros>3 (デフォルトサイズ)
13<nozeros>4<nozeros>
17<nozeros>5<nozeros>
23<nozeros>6<nozeros>
23 以上7<nozeros>
間隔を維持する
数値列の位置を揃えたり、間隔を維持または挿入するには、デフォルトのモノスペースフォントを使用してください。Windows のデフォルトのモノスペースフォントは Courier です。Domino では、デフォルトのモノスペースフォントが Web のモノスペースフォントに変換されます。また、モノスペースフォントを使って入力した間隔はすべて維持されます。

文字色
Web ユーザーは、Notes ユーザーとほぼ同じ文字の色を表示できます。ただし、色がまったく同じであるとは限りません。

関連項目