LOTUSSCRIPT 言語
カレントプロシージャ内でのエラー処理の方法を決定します。
構文 On Error [ errNumber ] { GoTo label | Resume Next | GoTo 0 }
構成要素 errNumber
On Error の処理 On Error ステートメントは、ステートメントが実行されてから、それを含むプロシージャが呼び出し側のプログラムやプロシージャへ制御を戻すまで有効です。
この場合、LotusScript はプロシージャの呼び出しプロシージャ内のエラーのための On Error ステートメントを、On Error ステートメントに適用されるのと同じ規則に従って検索します。呼び出し元がエラーを処理しない場合は、呼び出し元の呼び出し元を調べます。このプロセスで適切な On Error ステートメントが見つからなかった場合は、実行を終えて、エラーに対するエラーメッセージを出力ウィンドウに表示します。
エラー処理ルーチンの処理中は、Err、Erl、Error 関数が処理をしているエラー処理ルーチン中のエラーを返します。Resume ステートメントはこれらの値をリセットします。
エラー番号とエラーメッセージの定義 LotusScript では、一般的なエラーとそれに対応するエラー番号 (定数) がファイル lserr.lss に指定されています。これらのエラーと番号を定義するには、スクリプトを実行する前に、コンパイルまたはロードするスクリプトに %Include を使ってこのファイルを取り込みます。これで、On Error ステートメントでこれらのエラー番号を使ってセッション内のエラー処理を制御できるようになります。
Error ステートメントで新しいエラー番号とエラーメッセージを定義できます。
クロスリファレンス 式言語の @Error 関数
式言語の @IfError 関数
式言語の @Failure 関数
例 関連項目