LOTUS CONNECTORS


ODBC イベントを処理する

イベントは本書に記載したように多くのメソッドの前後に登場します。イベントには BeforeConnectTo、AfterConnectTo、BeforeNextRow、AfterNextRow などの名前があります。イベントハンドラを記述して、On Event ステートメントでイベントにバインドすると、イベントハンドラはイベントが発生したときに呼び出されます。

On Event ステートメントには、イベントの名前と、イベントを起動する ODBCConnectionODBCQuery、あるいは ODBCResultSet オブジェクトの名前を記述する必要があります。次の例では、NextRow メソッドを呼び出すたびに AfterPositionChange という名前のサブルーチンを呼び出します。呼び出しの結果セットは ODBCResultSet オブジェクトです。


サブルーチンの最初のパラメータはイベントを起動したオブジェクトです。次の例では、パラメータ res は AfterNextRow イベントを起動した ODBCResultSet オブジェクトを使います。