ユーザーとサーバーの設定


変換ファイルを作成する
変換ファイルを作成するには、InstallShield Tuner OEM Edition などのサードパーティ製のツールが必要です。Lotus Domino 6 には、InstallShield Tuner for Lotus Notes と呼ばれるバージョンが含まれています。これを Domino と併用すれば、変換ファイルを作成して、インストールプロセス (リソースの追加、デフォルトの変更、または標準 Lotus Notes キットにある機能の非表示) をカスタマイズできます。

メモ Domino に含まれる InstallShield Tuner for Lotus Notes のバージョンは、Lotus Domino 6 でのみ動作します。他の製品では動作しません。変換ファイルを使用すると、共有インストールまたはカスタマイズされたインストールをセットアップできます。詳しくは、http://www.installshield.comを参照してください。

InstallShield Tuner for Lotus Notes をインストールする
Lotus Domino 6 のインストール CD の Apps/InstallShield Tuner for Lotus Notes ディレクトリ内の SETUP.EXE を実行します。

変換ファイルを作成する
次の手順を使用して InstallShield Tuner for Lotus Notes で変換ファイルを作成します。その後のクライアントのインストール時に変換ファイルを適用できます。

共有インストールについて詳しくは、「共有ネットワークディレクトリに Domino Client をインストールする」を参照してください。

1 InstallShield Tuner プログラムを起動し、拡張子 .itw が付いた設定ファイルを探します。.itw が付いた設定ファイルは、設定する Notes と同じディレクトリにあります。

2 [Create a new transform file] をクリックします。

3 [Windows Installer Package] オプションにある [Select an MSI file] フィールドで、msi ファイル (Lotus Notes 6.msi) を選択します。

4 [Windows Installer Transform] オプションの [New project name and location] フィールドに、カスタム変換ファイル名を入力します。インストールキットが保存されている場所と同じパスに、ファイルを保存します。

5 [作成] をクリックします。

6 デフォルトの設定にその他の必要な変更を行います。

7 [保存] をクリックします。

変換ファイルについて詳しくは、「変換ファイル使用時に利用できるインストールオプション」および「エンドユーザーのインストール用に変換ファイルを使用する」を参照してください。

変換ファイルを作成したら、インストールプロセスに変換ファイルを適用します。すると変換ファイルに設定した値がデフォルト値の代わりに使用されます。

関連項目