トラブルシューティング


IPX/SPX ネットワークのフレームタイプ
IPX プロトコルを使用するすべての Domino Server と Notes Client は、ネットワークのあらゆるセグメントとトポロジーで同じ IPX フレームタイプを使用する必要があります。

メモ NetWare サーバーと Domino Server が同じフレームタイプを使用するように手動で固定してください。また、ネットワークで使用されているフレームタイプのうち IPX プロトコルをサポートするものは 1 種類だけにしてください。このように設定しなければ、フレームタイプ間での IPX パケットサイズの違いから、接続障害や IPX ラッパーエラーが発生することがあります。

メモ Windows を使用する Notes Client では、デフォルト設定の「自動検出」でフレームタイプを検出するのではなく、コントロールパネルを使用して IPX/SPX ネットワークの特定のフレームタイプを選択してください。

次の表は、異なる LAN トポロジー間で利用可能なフレームタイプのリストです。
LAN トポロジーとフレームサービスNovell のフレームタイプNovell 互換のフレームタイプ *備考
  • Ethernet V2 (DIX)
Ethernet_IIなしTCP/IP の場合に推奨 (旧バージョンの IPX ネットワークの場合には推奨できません)
IEEE 802.3 (Ethernet)
  • RAW
Ethernet_802.3なしなし
  • LLC
Ethernet_802.2Token-Ring と FDDIIPX プロトコルスイートの場合に推奨 (Novell での推奨)
  • SNAP
Ethernet_SNAPToken-Ring_SNAP と FDDI_SNAPTCP/IP の場合のみ
IEEE 802.5 (Token-Ring)
  • LLC
Token-RingEthernet_802.2 と FDDIIPX プロトコルスイートの場合に推奨 (Novell での推奨)
  • SNAP
Token-Ring_SNAPEthernet_SNAP と FDDI_SNAPTCP/IP の場合のみ
* ブリッジやルーターにフレーム変換機能がある場合、ほかのフレームタイプを利用できることもありますが、できる限り使用しないでください。

関連項目