説明:DIIOP/NCSO およびリモートのバックエンドクラスで SSL を使用するには、まず Domino Server を SSL へ設定する必要があります。サーバーで SSL を設定すると、サーバー証明書を含むキーリングが作成されます。Domino Server のキーリングのファイル拡張子は KYR で、サーバー文書およびインターネットサイト文書で指定します。SSL を使用する各 Domino Server では、認証機関からの信頼されたルート証明書をサーバーのキーリングファイルへ置く必要があります。
TrustedCerts.class もキーリングの 1 つで、公的な認証サーバーの署名者のみを含み、信頼されたルート証明書として知られています。SSL ポートを待機するよう DIIOP を設定している場合は、サーバーまたはインターネットサイトのキーリングを使用する DIIOP によって自動的に TrustedCerts.class が作成されます。TrustedCerts.class は通常 domino\java ディレクトリの下に置かれます。
サーバーは、リモートの Java クライアントから DIIOP SSL セッションを受信し、ネットワークトラフィックを暗号化します。DIIOP SSL は現在、クライアント証明書を使用する認証をサポートしません。Java クライアントと Domino Server が信頼されたルートを共有する場合、暗号化されたネットワークセッションを確立できます。
notes.ini の DIIOP_DUP_KEYRING=classname creates 設定によって、TrustedCerts.class 内にあるものと同じ証明書を含む Java クラスファイルが作成されます。このクラス名はユーザーが指定できます。
文字列配列引数内に-ORBSSLCertificates=classname を含むことにより、クラス名をメソッドへのパラメータとして使用できます。
static public String getIOR(String host, String args[], String user, String passwd)
デフォルト:なし。
同じ機能のユーザーインターフェース:なし