ユーザーとサーバーの設定


スケジュールを設定する
スケジュールの設定手順は、ユーザーのロケーション (同じドメインにいるか、別々のドメインにいるか) と、他のスケジュール作成アプリケーション (IBM OfficeVision など) を使用しているかどうかによって異なります。

同じドメインのユーザーの場合
非クラスタ化 [空き時間情報] データベースとクラスタ化 [空き時間情報] データベースのスケジュールは自動的に設定されます。ユーザーがリソースの検索や予約を実行できるように、会議室予約データベースを作成する必要があります。

隣接ドメインのユーザーの場合
1 Domino ディレクトリに、ドメイン間で通信を行うための隣接ドメイン文書が設定されていることを確認します。

2 Domino Administrator で、[設定] タブをクリックします。

3 [ディレクトリの場所] ボックスで、Domino ディレクトリがあるサーバーを選択します。

4 [メッセージング] - [ドメイン] をクリックし、適切な隣接ドメイン文書を開きます。

5 [カレンダー情報] タブをクリックし、次のフィールドに必要な情報を設定して、文書を保存します。
フィールド次のコマンドを入力します。
カレンダーサーバー名隣接ドメインにあるサーバーの名前を入力します。このサーバーは、そのドメインに対するスケジュール作成の要求を受け付けて処理します。
6 会議室予約データベースを設定します。リソースの検索と予約ができるようになります。

非隣接ドメインのユーザーの場合
2 つの非隣接ドメイン間で相互に空き時間を参照するには、参照元ドメインと参照先ドメインの両方に隣接する中間ドメインにカレンダーサーバーを定義してください。

メモ 空き時間を参照するには、ネットワークが十分高速であり、また中間ドメインと非隣接ドメインがそれぞれ直接 LAN に接続されている必要があります。

1 Domino ディレクトリに、ドメイン間で通信を行うための隣接ドメイン文書が設定されていることを確認します。

2 Domino Administrator で、[設定] タブをクリックします。

3 [ディレクトリの場所] ボックスで、Domino ディレクトリがあるサーバーを選択します。

4 [メッセージング] - [ドメイン] をクリックし、適切な非隣接ドメイン文書を開きます。

5 [カレンダー情報] タブをクリックし、次のフィールドに必要な情報を設定して、文書を保存します。
フィールド次のコマンドを入力します。
要求を仲介するカレンダーサーバー検索を要求するドメインと検索対象となるドメインの両方に隣接するドメインのカレンダーサーバー名を入力します。空き時間検索要求は、このサーバーにより、検索要求するドメインから対象となる非隣接ドメインに送られます。
6 会議室予約データベースを設定します。リソースの検索と予約ができるようになります。

IBM OfficeVision を使用するユーザーの場合
Lotus Domino 6 では、IBM OfficeVision(R) のスケジュール設定も行えます。スケジュール管理にこのプログラムを使う場合は、これを使用できるよう設定を行います。スケジュール管理アプリケーションごとに異種ドメイン文書を作成する必要があります。

1 Domino ディレクトリに、スケジュール管理アプリケーションごとの異種ドメイン文書が設定されていることを確認します。

2 Domino Administrator で、[設定] タブをクリックします。

3 [ディレクトリの場所] ボックスで、Domino ディレクトリがあるサーバーを選択します。

4 [メッセージング] - [ドメイン] をクリックし、適切な異種ドメイン文書を開きます。

5 [カレンダー情報] タブをクリックし、次のフィールドに必要な情報を設定して、文書を保存します。
フィールド次のコマンドを入力します。
カレンダーサーバー名他のスケジュール管理プログラムを実行するサーバーの名前を入力します。
カレンダーシステムリストから [OfficeVision] を選択します。
6 Notes メールのユーザーが他のスケジュール管理アプリケーションを使用している場合は、各ユーザーのユーザー文書の [カレンダードメイン] フィールドに異種ドメインの名前を入力します。

7 会議室予約データベースを設定します。リソースの検索と予約ができるようになります。

関連項目