この状態の文書が保存されないようにするには、ドメインの [すべてのサーバー文書] で [変更なしのステータスが記録された時、Admin Process ログエントリを保存] を [いいえ] に設定します。

システム管理プロセスおよび [すべてのサーバー文書] の設定について詳しくは、この章の「システム管理要求の処理のスケジュールを設定する」を参照してください。

[スペースセーバー] 設定を使用する
すべてのサーバーの ADMIN4.NSF の [スペースセーバー] 設定を調べます。この設定はドメイン内で複製されないため、[指定日数間に変更がない文書を削除する。指定日数:] がオンになっていることを確認します。この設定に入力された数値が妥当かどうか、つまり、システム管理要求の処理の履歴を保持する日数として適切かどうかを確認します。最高でも 90 日です。この情報はカタログ文書に保存されます。カタログを実行すると、この情報を表示するビューを作成できます。

1 Domino Administrator で、[ファイル] を選択し、システム管理要求データベースを右クリックします。

2 [プロパティ] を選択し、[複製の設定] - [スペースセーバー] をクリックします。

3 [指定日数間に変更がない文書を削除する。指定日数:] をクリックし、リストから日数を選択します。[OK] をクリックします。

プログラム文書を使ってシステム管理要求データベースを圧縮する
ドメインのサーバーの ADMIN4.NSF を圧縮するプログラム文書を定期的に作成します。

プログラム文書を使ってデータベースを圧縮する方法について詳しくは、「プログラム文書を使って圧縮を実行する」を参照してください。

選択複製式を使用する
ADMIN4.NSF の返答ログ文書が複製されないようにするには、選択複製式を使用します。ログ文書の情報は、システム管理要求に対してサーバーが行う処理の状態の記録です。この返答ログは、管理者とログの作成元のサーバーにとっては重要ですが、ドメインのサーバーすべてに同じように重要であるとは限りません。このため、ADMIN4.NSF のデータベースレプリケータ設定の [スペースセーバー] セクションで選択複製式を作成して、ログ文書が複製されないようにします。返答ログの形式は「Type=AdminLog」です。これを「Type!=AdminLog」に変更します。文書をドメイン内の 1 つのサーバーにだけ複製する形式を使用して、そのサーバーの状態だけを調べれば済むようにする方法もあります。この式を作成したら、複製式を複製するチェックボックスをオンにします。

複製式の設定と使用について詳しくは、『Lotus Domino Designer 6 ヘルプ』をインストールしている場合、「レプリカの内容を制限する」を参照してください。または、http://www.notes.net/doc にアクセスして、『Lotus Domino Designer 6 ヘルプ』をダウンロードするか、表示します。

関連項目

システム管理要求データベース
システム管理プロセス