ディレクトリサービス


拡張アクセスを無効にする
拡張アクセスを無効にすると直ちに反映され、設定された拡張 ACL の制限は削除されて元に戻すことはできなくなります。これにより、データベースに対するセキュリティチェックが変更されます。フォームとフィールドに設定されたすべての制限が削除され、データベース ACL は拡張 ACL のアクセス権設定では制限されなくなります。さらに、データベース ACL はディレクトリに対する Notes クライアント検索には適用されません。ディレクトリの匿名 LDAP 検索に対するアクセス制御メカニズムとして、ドメイン設定文書が再度使用されます。

拡張アクセスを無効にすると、拡張 ACL 設定のすべての証跡は削除されます。情報は、ディレクトリの最新のバックアップまたはアーカイブから復元するか、無効にする前に設定を書き留めて後でそれを手動で再度適用しないかぎり復元できません。

注意 不明な点がある場合は、拡張アクセスを無効にしないでください。

メモ 大規模なディレクトリデータベースでは、拡張アクセスの無効化に数分を要することがあります。このプロセス中、Notes クライアントや Domino Administrator クライアントを他の目的に使用することはできません。

拡張アクセスを無効にするには

1 データベースを開き、[ファイル] - [データベース] - [アクセス制御] を選択します。

2 データベース ACL で [管理者] のアクセス権が設定されていることを確認します。

3 [詳細] をクリックし、[拡張アクセスを有効] チェックボックスをクリックして選択を削除します。

4 次のメッセージが表示された後、拡張アクセスを無効にする場合は [はい] をクリックし、それ以外の場合は [いいえ] をクリックします。


5 [アクセス制御リスト] ダイアログボックスで [OK] をクリックします。

6 次のメッセージが表示されたら、[OK] をクリックします。


処理が完了したことがステータスバーに表示されます。

関連項目