Lotus Domino Administrator 6.5.1 ヘルプ - 拡張 ACL ターゲットに対するサブジェクトのアクセス権を設定する

ディレクトリサービス

拡張 ACL ターゲットに対するサブジェクトのアクセス権を設定する
Domino ディレクトリまたは拡張ディレクトリカタログの拡張 ACL ターゲットに対するサブジェクトのアクセス権を設定するには、次の手順を実行します。

1 拡張 ACL 設定のガイドラインを確認します。

2 Domino ディレクトリまたは拡張ディレクトリカタログを開きます。

3 そのディレクトリに対する拡張アクセスが有効であることを確認します。

4 複数の管理者が拡張 ACL を管理している場合は、データベースの詳細プロパティ [文書のロックを許可] を有効にします。文書をロックすると、拡張 ACL を同時に修正できる管理者は 1 名のみになります。

[ファイル] - [データベース] - [プロパティ] を選択します。
[文書のロックを許可] を選択します。

文書のロックについて詳しくは、『Lotus Notes 6 ヘルプ』を参照してください。

5 [ファイル] - [データベース] - [アクセス制御] を選択し、[アクセス制御リスト] ダイアログボックスを開きます。次のアクセス権のいずれか 1 つを持っていることを確認します。

[管理者] アクセス権。
[設計者] または [編集者] アクセス権、およびサブジェクトのアクセス権を設定するターゲットに対する [管理] 拡張 ACL アクセス権。このアクセス権は、データベース管理者またはそのターゲットに対する [管理] アクセス権をもつ者が与える必要があります。

6 [基本] を選択して、[拡張アクセス] をクリックします。

7 [拡張アクセス: ターゲット] ダイアログボックスの左にある [対象] ボックスで、ターゲットカテゴリを必要に応じて拡張し、ターゲットを選択します。

ヒント

[対象] ボックスの下の [コンテナのみ表示] を選択解除し、各ターゲットカテゴリの文書を表示します。このオプションを選択すると、そのターゲットカテゴリのみが表示されます。ターゲットとして選択する文書を 1 つのみとすることもできますが、お勧めできません。

8 [アクセスリスト] ボックスの下の [ユーザー、サーバー、グループ] の横で以下のいずれかを選択します。

[変更を表示] -- 選択したターゲットに対するアクセス権がそのターゲットで設定されているサブジェクトのみが表示されます。
[すべて表示] -- (デフォルト) 選択したターゲットに対するアクセス権が [このコンテナとすべての子コンテナ] 範囲を使用して上位ターゲットで設定されているサブジェクトと、そのターゲットで設定されているサブジェクトが表示されます。

9 選択したターゲットに対するアクセス権を設定するサブジェクトを追加するには

[追加] - [名前] をクリックして、サブジェクト名を入力または選択し、[OK] をクリックします。サブジェクトが、制御するアクセス権を持つディレクトリにないユーザー、サーバー、またはグループの場合、以下のメッセージが表示されます。「サブジェクト名がディレクトリに見つかりません。サブジェクトの種類を指定してください。ユーザー、サーバー、グループ」表示されたオプションの 1 つを選択し、[OK] をクリックします。
サブジェクト -Default- を追加するには、[追加] - デフォルトをクリックします。
サブジェクト Self を追加するには、[追加] - [Self] をクリックします。
サブジェクト Anonymous を追加するには、[追加] - [Anonymous] をクリックします。

選択したターゲットに対するサブジェクトのアクセス権が、範囲 [このコンテナとすべての子コンテナ] を使用して上位ターゲットで設定されている場合、選択したターゲットに新しいアクセス権設定でそのサブジェクトを追加すると、新しいアクセス権設定によって、選択したターゲットに対するサブジェクトのアクセス権が制御されます。

10 上部に表示された [対象の範囲] ボックスの下にある [拡張アクセス: ターゲット] ボックスの右側で、以下のいずれかを選択し、選択したターゲットでサブジェクトが持つアクセス権の範囲を指定します。