ユーザーとサーバーの設定


メールアーカイブの条件を作成する
アーカイブ条件ポリシー設定文書を使用して、Notes ユーザーのメール文書をアーカイブするときに使用する条件を定義します。アーカイブ条件ポリシー設定文書はアーカイブポリシー設定文書の中から作成します。アーカイブ条件を作成したら、アーカイブポリシー設定文書に使用できます。

アーカイブ条件を指定する際、ユーザーのメールファイルにある古い文書の処理方法を決定します。古い文書はアーカイブ (アーカイブデータベースにコピー) するか、単に削除するか決定します。アーカイブする場合は、ユーザーのメールファイルに残っているアーカイブしたメール文書のコピーの「クリーンアップ」方法を決定します。最後に、古い文書の定義を行います。

メールファイル条件では、次の設定を行います。


アーカイブデータベースの名前と場所を指定する
デフォルトでは、アーカイブメールデータベースはデータディレクトリにあるディレクトリ、archive に保存されます。archive はアーカイブディレクトリのデフォルト名です。ユーザーのアーカイブデータベースファイルのデフォルト名の形式は a_xxxx.nsf です。a_ は接頭辞で、xxxx はメールデータベースの名前です。アーカイブデータベースの名前は、ユーザーのメールファイルから指定の文字数 (デフォルトでは 6 文字) を取り、それを基にしています。たとえば、メールファイルが jsmith である John Smith というエンドユーザーの場合、アーカイブデータベースの名前は a_jsmith.nsf になります。

アーカイブ条件ポリシー設定を作成するには
1 Domino Administrator で、[ユーザーとグループ] タブを選択し、[設定] ビューを開きます。

2 次の操作のいずれかを行います。

3 [アーカイブ条件] タブを選択し、[新規条件] をクリックします。

4 [基本] タブに次の情報を設定します。
フィールドアクション
名前アーカイブ条件の名前を入力します。条件ポリシー設定文書に条件を追加する場合、この名前が選択ボックスに表示されます。[ツール] - [アーカイブ] のメールフォルダのアウトラインにも表示されます。
説明条件の説明を入力します。
アーカイブの有効化次の操作のいずれかを行います。
  • オンにして、このアーカイブ条件を有効にします。
  • アーカイブ条件を作成して後で使用するときは、オフにします。
5 [どのように文書をアーカイブしますか?] で、次のいずれかを選択します。

6 (省略可能) 文書をアーカイブしてユーザーのメールファイルに残っているコピーを「クリーンアップ」するときは、[どのように文書を削除しますか?] で次のいずれかを選択します。 7 [どの文書を削除しますか?] で、「古い」文書の定義条件を指定します。この条件によって、アーカイブ、クリーンアップ、または削除の対象となる文書が決定します。次のいずれかを選択します。 8 (省略可能) カスタムメールテンプレートを使用するときは、次のフィールドに必要な情報を設定します。 9 [ビューまたはフォルダ] の場合、上記の設定で確立した条件に応じて選択したビューまたはフォルダの文書をすべてクリーンアップするには、このオプションをチェックします。

10 (省略可能) アーカイブデータベースの場所を変更したいときは、[目的のサーバー] タブをクリックして次のフィールドを変更します。
フィールドアクション
アーカイブディレクトリデフォルトは archive です。変更する場合は、新しい名前を入力します。
アーカイブ接頭辞デフォルトはアルファベットの a で、その後に下線 (_) が続きます。変更する場合は、新しい接頭辞を入力します。
アーカイブ接尾辞デフォルトは接尾辞なしです。必要なら、アーカイブデータベースの名前に接尾辞を入力します。
オリジナルファイルの文字数デフォルトは 6 です。変更するときは、ユーザーのメールファイルから使用する文字数を入力して、アーカイブデータベース名を作成します。
11 文書を保存します。

関連項目