ユーザーとサーバーの設定


セットアップポリシー設定文書を作成する
セットアップポリシー設定文書を使用して、ユーザーのワークスペースのデフォルトの外観とコンテンツを定義したり、ユーザーのロケーション文書を変更したり、サーバー接続の接続文書を作成してダイアルアップ接続を簡単にできます。セットアップポリシー設定は、ユーザーセットアップ時に 1 回だけ適用されます。この設定を維持するには、同じ設定をデスクトップポリシー設定文書にも指定します。ポリシー設定のどれかが変更がされても、次回ユーザーがホームサーバーで認証するときに、デスクトップポリシー設定の設定によってセットアップ設定が補われます。

管理者はセットアップポリシー設定のうち、ユーザープリファレンスを指定できます。これは、通常 Notes ユーザーに指定を許可するデスクトップ環境のプリファレンスと同じです。管理者がポリシーでこのプリファレンスを設定し、さらに設定を補うためにデスクトップポリシー設定を使用すると、Notes ユーザーがプリファレンスを変更してもその変更は一時的なものになります。

セットアップポリシー設定文書を作成する前に、必要に応じて次の項目を設定してください。


セットアップポリシー設定を作成するには
1 Domino ディレクトリに対する [編集者] アクセス権と、次のロールのいずれかがあることを確認します。 2 Domino Administrator で、[ユーザーとグループ] タブを選択し、[設定] ビューを開きます。

3 [設定の追加] をクリックし、[設定] を選択します。

4 [基本情報] タブで、次のフィールドに必要な情報を設定します。
フィールドアクション
名前これらの設定を使用するユーザー (サービスプロバイダの場合は、ホステッドオーガニゼーション) の名前を入力します。
説明設定の説明を入力します。
カタログ/ドメイン検索サーバードメイン検索に使用するサーバーの名前を選択します。
ディレクトリの場所ユーザーに使用させたい Domino ディレクトリがあるサーバーの名前を入力します。
Sametime サーバーSametime との接続に使用するサーバーの名前を入力します。
ローカルメールファイルこのオプションを選択して、ユーザーのメールファイルのローカルコピーを作成します。
インターネットブラウザこのロケーションから使用するインターネットブラウザを選択します。
ページの取得/オープンインターネットブラウザとして [Notes] または [Notes と Internet Explorer] を選択した場合、Web Retriever プロセスの実行元のロケーションを選択する必要があります。
5 ユーザーのワークスペースにデータベースを追加するために、[データベース] タブの、次のフィールドに必要な情報を入力します。

6 [ダイヤルアップ接続] タブで、デフォルトのパススルーサーバーと他のリモートサーバーの情報を入力します。

7 [アカウント] タブで、インターネットサーバーのデフォルトのアカウント情報を入力します。

8 [ネームサーバー] タブで、2 次 TCP/IP および NDS Domino ネームサーバーの名前とアドレスを入力します。

9 [アプレットセキュリティ] タブで、次のフィールドに必要な情報を設定します。
フィールドアクション
信頼できるホスト信頼できるホストの名前を入力します。
信頼できるホストへのネットワークアクセス次のいずれかを選択します。
  • [Java 使用不可]
  • [アクセス不可]
  • [オリジナルホストへのみアクセス可]
  • [信頼されたホストにアクセス可]
  • [すべてのホストにアクセス可]
信頼できないホストへのネットワークアクセス次のいずれかを選択します。
  • [Java 使用不可]
  • [アクセス不可]
  • [オリジナルホストへのみアクセス可]
HTTP プロキシを信頼する次のいずれかを選択します。
  • [はい]
  • [いいえ]
10 [プロキシ] タブで、ユーザーに割り当てるデフォルトのプロキシを入力します。

11 [メール] タブで、インターネットアドレスへのメッセージに使用する形式を選択します。

12 [プリファレンス] タブで、ユーザープリファレンスを選択します。

13 文書を保存します。

ユーザープリファレンスについては、『Lotus Notes 6 ヘルプ』を参照してください。

関連項目