メールとディレクトリの移行

移行用の登録名簿を準備する
cc:Mail Domino Upgrade Service では、cc:Mail 登録名簿のユーザー名が Domino ディレクトリのユーザー文書に変換されます。移行を実行する前に、次に示すような、登録名簿を変換する準備を行うことで、作業時間を短縮でき、エラーの発生を最小限に抑えられます。
使用されていないアカウントを登録名簿から削除する
Lotus Notes への移行対象となる cc:Mail ポストオフィスごとに cc:Mail 登録名簿の内容を見直し、それぞれのアカウントを確認します。使用されていないアカウントを探し、そのリストを作成します。たとえば、作成されていても使用されていないローカルアカウントや、退職した従業員のアカウントなどが対象になります。無効なアカウントの処理を省略するには、Lotus Notes に移行するユーザーを選択するときにこのリストを参照してください。

cc:Mail アカウントの使用状況に関するレポートは次のコマンドで生成します。

DB6 ポストオフィスの場合

コマンドプロンプトで次のコマンドを入力します。

CHKSTAT ポストオフィス名 ポストオフィスパスワード ポストオフィスパス STATUSERS/N >output.txt

DB8 ポストオフィスの場合

コマンドプロンプトで次のコマンドを入力します。

DIRSTAT /N ポストオフィス名 /P ポストオフィスパスワード /D ポストオフィスパス /DL /LU /LOG output.txt

ポストオフィス名はポストオフィスの名前、ポストオフィスパスワードはポストオフィスのパスワード、ポストオフィスパスはポストオフィスが保存されているディレクトリを示すネットワークパスです。output.txt には、出力レポートを保存するファイル名を指定します。

cc:Mail Domino Upgrade Service で cc:Mail の名前を処理する方法について理解する
登録名簿からユーザー名をインポートする準備をする場合、cc:Mail Domino Upgrade Service が cc:Mail 登録名簿項目をどのように処理して Notes のユーザー名とユーザー文書を作成するかを念頭に置いて作業してください。命名規則について、次の項目を理解しておいてください。


関連項目