システム管理ツール


例: Notes と Windows NT ドメインユーザーマネージャのデータの同期を取る
例 1
既存の Windows NT ネットワークがある組織に初めて Notes を導入します。Windows NT の大規模なユーザーグループを Domino に登録します。

この例では、登録オプションを変更して、Domino システム管理者の計画に従ってユーザーを登録できるようにします。ユーザーを登録するとき、[追加プロンプトの内ユーザーの登録] を選択します。このオプションを選択すると、ユーザーのパスワードはランダムに作成され、New User Passwords データベース (NTSYNC45.NSF) に保存されます。このパスワードをユーザーに配布して Notes Client をインストールできるようにします。インストールが終わったらユーザーはパスワードを変更できます。

例 2
Windows NT と Domino の両方に登録されたユーザーがいます。システム管理作業を簡略化するために、両方のアカウントの同期を取ります。このタスクを実行するには、ドメインユーザーマネージャのユーザー同期化オプションを選択します。このオプションにより、Windows NT のユーザーアカウント名がユーザー文書の [ネットワークアカウント名] フィールドにコピーされます。これで両方に共通のエントリができたので、NUME (Notes User Manager Extension) プログラムにより Windows NT と Domino 間で通信して同期を維持することができます。

例 3
Domino の導入と Windows NT との同期は完了しています。必要に応じてユーザーを追加します。ドメインユーザーマネージャを使って Windows NT アカウントを新規作成するとき同時には、Domino にユーザーを登録します。Domino を使ってユーザーを登録するとき同時に、Windows NT にアカウントを新規作成します。このタスクは、テキストファイルから複数のユーザーを登録する場合も実行できます。Windows NT でのデフォルトのアカウント名はユーザー文書の [短縮名] フィールドの名前と同じです。

関連項目