メールとディレクトリの移行


アップグレードウィザードをネットワークドライブにインストールする
ユーザーがアップグレードウィザードをネットワークドライブから実行する場合、次の作業を実行してください。

Lotus Notes Client のカスタムインストールを実行して、すべてのユーザーがアクセス権を持つネットワークドライブにアップグレードウィザードをインストールします。


ユーザーが、アップグレードウィザードをローカルで実行するのではなく、ネットワークディレクトリから実行する場合は、移行したユーザーすべてがアクセスできるディレクトリに、必要なソフトウェアを配置します。次の手順で Notes Client のカスタムインストールを実行すると、必要なファイルをディレクトリに確実に配置できます。ウィザードのプログラムファイルを手動でコピーすることは避けてください。

1 Lotus Notes インストールプログラムを実行します。

2 インストールするクライアントの種類を選ぶように要求されたら、利用できる種類のどれかをクリックし、[カスタマイズ] をクリックします。

3 [コンポーネント] リストから [移行ツール] を選び、[変更] をクリックします。

4 [サブコンポーネントの選択] ダイアログボックスで、インストールするクライアント向け移行ツールのチェックボックスをオンにし、他のチェックボックスをすべてオフにします。たとえば cc:Mail 用アップグレードウィザードをインストールするには、[cc:Mail Client Migration Tools] チェックボックスをオンにし、他のチェックボックスをすべてオフにします。

5 [続行] をクリックします。

6 [コンポーネント] リストで他のインストール対象コンポーネントのチェックボックスをオフにします。

7 [次へ >] をクリックし、指示に従ってインストールを続行します。

8 インストールが終了したら、移行したユーザーすべてにこのディレクトリのアクセスを許可し、ディレクトリのパスを指定したアップグレード通知メッセージを送信します。このディレクトリにクライアントのドライブを自動的に接続するログインスクリプトを実行するように、ユーザーのクライアントを設定します。