トラブルシューティング


メール配信のトラブルシューティング用ツール
送信エラーレポート
送信エラーレポートを受信した場合、必ずメッセージの再送信を試すようにユーザーに指示してください。ユーザーが送信エラーを解決できるように、ユーザーに依頼して次の手順 1 から手順 3 までを実行してもらい、ユーザーのメールデータベースのコピーを送信してもらいます。送信されたメールデータベースのコピーにはフィールドのプロパティが保存されているので、このコピーを分析してトラブルシューティングの参考にできます。

1 クライアントに新しいメールデータベースを作成してもらいます。メニューから [ファイル] - [データベース] - [作成] を選択します。現在のメールテンプレート (MAIL6.NTF) を使うようにしてください。

2 元のメールファイルから送信エラーレポートをすべてコピーし、新しいデータベースに貼り付けてもらいます。

3 新しいメールデータベースを添付したメッセージを送信してもらいます。

4 メールメッセージに添付されているメールデータベースを開き、送信エラーレポートを 1 つ選択します。


メールのトレース
メール配信に関する問題の原因調査やメール接続のテストを行うには、メール配信をトレースしてメッセージが正常に配信できるかどうかをテストします。この方法では、実際にテストメッセージを送信する必要がありません。

1 Domino Administrator で [メッセージング] - [メール] タブをクリックします。

2 必要に応じて、[ツール] をクリックしてツールバーを表示します。

3 ツールバーで [メッセージング] - [送信メールのトレース] をクリックします。

4 次のフィールドに必要な情報を設定し、[送信] をクリックします。
フィールド説明
宛先特定ユーザーのメールアドレスを入力します。
件名トレースの件名を入力します。
トレースレポートの送信元次のいずれかを選択します。
  • [パスにある各サーバー] を選択すると、経路上の各ルーターから送信レポートを受け取ります。
  • [最後に通過したサーバーのみ] を選択すると、最後のルーターだけから配信レポートを受け取ります。
メール配信のトポロジーマップ
サーバー間のメール配信の問題を調査するには、メール配信のトポロジーマップが便利です。

1 Domino Administrator で [メッセージング] - [メール] タブをクリックします。

2 次のいずれかを選択します。

メールの配信失敗
Domino Administrator で [メッセージング] - [メール] タブをクリックし、[メール配信状況] を選択します。Notes Log (LOG.NSF) の [Mail routing events] ビューを表示する方法

もあります。

メール配信イベントジェネレータ
メール配信イベントジェネレータを使用すると、メール配信をテストしたり、メール配信の統計を収集できます。

関連項目