システム管理ツール


Windows NT と Notes のユーザーの同期を取る
Domino ディレクトリのユーザー文書に対応する Windows NT ユーザーアカウントがある場合は、製品間で情報の同期を保つことができます。Windows NT とユーザー文書の同期を取ると、次のように変更されます。
Notes のユーザー同期が使用可能になっている場合に、ドメインユーザーマネージャで Windows NT ユーザー名を変更するとユーザー同期も実行されます。このとき、ユーザー文書の [ネットワークアカウント名] フィールドと [ユーザー名] フィールドは更新されますが、パスワードの同期は取られません。

ユーザー同期では、Notes ユーザーの登録 (ユーザー文書、Notes ID、メールファイルの作成) は行われません。ユーザー同期では、既存ユーザー文書の情報の更新だけが行われます。

メモ ユーザー同期中に、Windows NT サーバーでユーザー文書が見つからないなどのエラーが発生した場合は、エラーメッセージが表示されます。エラーとステータスに関する詳細情報は、Windows NT イベントビューアのログにも記録されます。

Windows NT のユーザーアカウント名かフルネームを変更する場合は、同期を取り直してください。Windows NT と Notes のパスワードの同期を取りたい場合も、同期を取り直してください。

ユーザー同期は次の条件が揃った場合に成功します。


Windows NT と Notes のユーザーの同期を取るには
Windows NT ユーザーと Notes ユーザーの同期を取ると、ユーザー文書と Domino ディレクトリが変更されます。

1 ドメインユーザーマネージャでユーザー同期化機能を使用可能にしてあることを確認します。

2 ドメインユーザーマネージャのユーザー名のウィンドウで、同期を取るユーザーを選択します。

3 [Notes] - [選択した NT ユーザーを Notes へ同期化] を選択します。

4 操作を続行するかどうか確認するメッセージが表示されたら、[はい] をクリックします。

5 パスワード同期を使用可能にしている場合は、同期を取る最初のユーザーのパスワードを入力して確認します。[OK] をクリックします。

6 同期を取るユーザーがほかにもいるときは、それらのユーザーのパスワードを入力して確認します。[OK] をクリックします。

関連項目