ユーザーとサーバーの設定


変換ファイル使用時に利用できるインストールオプション
変換ファイルを使用すると、企業内のユーザーのインストールをカスタマイズできます。

インストールディレクトリの場所をカスタマイズする
インストールディレクトリの保存先をデフォルトの場所以外に指定するには、次の手順を実行します。ディレクトリ名を指定するときは、8 文字以下の名前を使用します。

1 [Application Configuration] から [Setup Properties] を選択します。

2 [Add/Remove Program Settings] をクリックします。

3 PROGDIR プロパティを、プログラムファイルの保存先となる場所に変更します。

4 DATADIR プロパティを、データファイルの保存先となる場所に変更します。これが新しいデフォルトのデータディレクトリになります。

デフォルトのインストールをマルチユーザーに設定する
マルチユーザーインストールでは、管理者は Domino プログラムファイルをローカルシステムの中央の場所にインストールします。現在のユーザー用のシステムのアプリケーションデータディレクトリに、各ユーザー用のデータディレクトリが設けられます

メモ マルチユーザーインストールを選択するには、エンドユーザーに管理者権限が必要であり、Notes Client のみをインストールします。既存のマルチユーザーインストールをアップグレードするにも管理者権限が必要です。

1 [Application Configuration] から [Setup Properties] を選択します。

2 [ApplicationUsers] プロパティの値を [AllUsers] に変更します。これでデフォルトはマルチユーザーインストールになります。

マルチユーザーインストールについて詳しくは、マルチユーザーインストールを参照してください。

カスタムファイルをクライアントインストールに追加する
クライアントインストールにカスタムファイルを追加するには、変換ファイルを作成します。

メモ このカスタマイズオプションは、Lotus Domino の以前のバージョンで使用されていた COPYFILE.TXT の機能に取って代わるものです。

1 たとえば PathToInstallKit\AllClient\CopyFiles\custom.mdm などのように、カスタムファイルをインストールディレクトリにコピーするか、インストールディレクトリ内のディレクトリに配置します。

2 [Target System Configuration] - [Files] をクリックします。

3 上部のペインで [参照] をクリックし、カスタムファイルのコピー元のディレクトリであるソースディレクトリを探します。

4 低部のペインで、ProgramFiles\Lotus\notes\Data\modems などのコピー先ディレクトリを選択します

5 コピー元のディレクトリからからコピー先ディレクトリにカスタムファイルをドラッグアンドドロップします。

関連項目