モニタリング


サーバーまたはクライアントのクラッシュ後、診断情報を収集する
サーバーとクライアントがクラッシュすると自動診断情報収集ツールにより診断データが収集され、収集されたデータはサーバーまたはクライアントが再起動するときにメール受信データベースに送られます。収集したデータを使ってクラッシュの原因を判断できます。 各ドメインの 1 つのメール受信データベースに、ドメインのすべてのクライアントとサーバーのクラッシュから収集したデータが保存されます。 この機能を設定する場合は、メール受信データベースを指定します。

新規メール受信データベースの作成について詳しくは、「新規データベースのメール受信データベース文書を作成する」の章を参照してください。

次のファイルは、Domino データディレクトリにすでに保存されているもので、Notes/Domino データディレクトリの下にある診断ディレクトリ IBM_TECHNICAL_SUPPORT に保存されます。


診断ファイルが非常に大きくなり、かなりのディスク容量を占めてしまうことを回避するために、自動診断情報収集ツールによりこれらのファイルが削除される前に何日間保存できるかを指定できます。

クライアントの自動診断情報収集を設定する場合、この機能を非表示にするよう指定できます。あるいは、診断レポートをメール受信データベースに送るかどうかを指定するよう指示するメッセージを表示させることもできます。メッセージを表示しないよう指定した場合、ユーザーはこの機能を意識せずに済みます。ユーザーがクライアントを再起動しパスワードを入力すると、バックグラウンドで処理が実行されることになります。クラッシュをレポートするかどうか指定するメッセージを表示するよう指定した場合は、送る前にレポートを表示させるかどうかを指定することもできます。

関連項目