クラスタ


旧リリースの Domino との互換性
ICM は、クラスタにあるあらゆる Domino Web サーバーにクライアント要求を転送します。その Domino Server が Lotus Domino 6 であるか旧リリースであるかは問いません。したがって、新旧リリースが混在するクラスタの中で ICM を使用しても、クライアントに影響はありません。 ただし、ICM への参照を組み込んだ URL を作成するのは、Lotus Domino 6 と Domino R5 の Web サーバーのみです。これらの参照が組み込まれている URL をユーザーが選択すると、ICM はワークロードを均衡させ、ユーザーを適切なサーバーにリダイレクトできます。

ICM が、旧リリースの Domino を実行しているサーバーにクライアント要求をリダイレクトした場合は、このサーバーが作成する URL には ICM への参照が組み込まれません。クライアントが Web ページ間を移動しても、アクセスできるのはこのサーバーにあるページのみです。この状態で ICM を利用するには、ICM への参照を組み込んだ URL を選択するか、入力する必要があります。