フィールド | 設定 |
ホスト名 | リモート LDAP ディレクトリサーバーのホスト名 (ldap.acme.com など)。Domino Server はこのホスト名を使用してリモート LDAP ディレクトリサーバーに接続します。または、LDAP クライアントの参照先を LDAP ディレクトリにします。
1 番目に指定されているホスト名の LDAP ディレクトリサーバーが使用不能になった場合に Domino Server が代替の LDAP ディレクトリサーバーを使用できるように、追加のホスト名を 1 つ以上入力します。ホスト名はコンマで区切ります。
複数指定したディレクトリサーバーがそれぞれ異なるポートを監視している場合は、ホスト名の後ろにポートを指定します。次に例を示します。
ldap1.acme.com:390, ldap2.acme.com:391
詳しくは、「ディレクトリアシスタントとリモート LDAP ディレクトリのフェイルオーバー」を参照してください。 |
認証 (オプション) | 詳しくは、「リモート LDAP ディレクトリのディレクトリアシスタント文書で Domino Server 用の名前とパスワードを指定する」を参照してください。 |
検索するベース DN | 検索の基本条件 (LDAP ディレクトリサーバーで必要な場合)。次に例を示します。
o=Ace Industry
o=Ace Industry,c=US |
チャネルの暗号化 | 次のいずれかを選択します。
- Domino Server がリモート LDAP ディレクトリサーバーに接続するときに SSL を使用する場合は、[SSL](デフォルト)
- SSL を使用しない場合は、[なし]
クライアント認証のため、またはデータベース認証でグループメンバーを検索するためにリモート LDAP ディレクトリを使用する場合は、[チャネルの暗号化] フィールドで [SSL] を選択したままにします。
[SSL] を選択した場合は、以下の関連フィールドで適切な値を選択します。
- [期限切れの SSL 認証の追加]
- [SSL プロトコルのバージョン]
- [リモートサーバーの認証を使ったサーバー名の確認]
詳しくは、「リモート LDAP ディレクトリのディレクトリアシスタント文書で SSL を設定する」を参照してください。 |
ポート | Domino Server がリモート LDAP ディレクトリサーバーに接続するときに使用するポート番号
- [チャネルの暗号化] フィールドで [SSL] を選択した場合のデフォルトポートは 636
- [チャネルの暗号化] フィールドで [なし] を選択した場合のデフォルトポートは 389
LDAP ディレクトリサーバーがいずれのデフォルトポートも使用しない場合は、別のポート番号を手動で入力します。 |
タイムアウト | リモート LDAP ディレクトリの検索時間として許容される最大秒数。デフォルトは 60 秒です。
リモート LDAP ディレクトリサーバーにもタイムアウト設定がある場合は、小さい方の設定が優先されます。 |
検索結果の最大数 | Domino Server が検索する名前について LDAP ディレクトリサーバーが返すことのできる検索結果の最大数。LDAP ディレクトリサーバーにも最大数が設定されている場合は、小さい方の設定が優先されます。LDAP ディレクトリサーバーがタイムアウトになると、その時点までに見つかった名前の数が返されます。
デフォルト値は 100 です。 |
検索でエイリアスを無効にする | リモート LDAP ディレクトリの検索中に別名の非参照を行う範囲を指定するには、次のいずれかを選択します。
- [なし]
- [下位のエントリのみ]
- [検索ベースのエントリのみ]
- [常時] (デフォルト)
LDAP ディレクトリで別名を使用しない場合は、[なし] を選択すると、検索のパフォーマンスが向上します。
詳しくは、「リモート LDAP ディレクトリのディレクトリアシスタント文書で別名の非参照を設定する」を参照してください。 |
優先するメール形式 | Notes メールで使用するアドレス形式をディレクトリから指定する場合は、次のいずれかを選択します。
- [Notes メールアドレス]
- [インターネットメールアドレス] (デフォルト)
詳しくは、「リモート LDAP ディレクトリによる Notes メールのアドレス指定」を参照してください。 |
Notes の識別名で使う属性 | (省略可能) Domino Server がリモート LDAP ディレクトリを使用してクライアント認証またはデータベース認証を行う場合は、必要に応じて、ユーザーの LDAP ディレクトリ識別名を対応する Notes 識別名にマップします。詳しくは、「リモート LDAP ディレクトリで Notes 識別名を使用する」を参照してください。 |
使用する検索フィルタの種類 | ディレクトリの検索に使用する LDAP 検索フィルタを指定するには、次のいずれかを選択します。
- [標準の LDAP] (デフォルト)
- [Active Directory]
- [カスタム]
[標準の LDAP] は、ほとんどの状況で機能します。
詳しくは、「リモート LDAP ディレクトリのディレクトリアシスタント文書で検索フィルタを設定する」を参照してください。 |