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デフォルトアクセス権とフォーム固有のアクセス権との比較
選択したターゲットにサブジェクトのアクセス権を設定する場合は、そのターゲットにあるすべてのタイプの文書に一般的に適用できるデフォルトアクセス権設定を指定します。次に、デフォルトのアクセス権設定とは異なるフォーム固有のアクセス権も設定します。たとえば、サブジェクトに対してデフォルトでは [参照] アクセス権および [参照] アクセス権を許可せず、ユーザー文書とグループ文書に対する [参照] アクセス権と、それらの文書のフィールドに対する [読み込み] アクセス権を許可できます。

デフォルトアクセス権
ターゲットに対するサブジェクトのデフォルトアクセス権を設定するには、[拡張アクセス: ターゲット] ダイアログボックスを使用します。次の図は、/ (ルート) で -Default- のサブジェクトに対してすべてのアクセスを [禁止] に設定したデフォルトのアクセス権を示しています。

Default privileges in an extended ACL

フォーム固有のアクセス権
[拡張アクセス: ターゲット] ダイアログボックスで [フォームとフィールドのアクセス権] をクリックし、[フォームとフィールドのアクセス権: ターゲット] ダイアログボックスを使用して、フォーム固有のアクセス権を設定します。これは、選択したサブジェクトが、選択したターゲットに対して持つデフォルトアクセス権の例外を設定するものです。次の図は、/ (ルート) で -Default- のサブジェクトが持つ [ユーザー] フォームに対するアクセス権の設定を示しています。

Form-specific privileges in an extended ACL

メモ [管理] アクセス権設定は、デフォルトのアクセス権設定としてのみ使用でき、フォーム固有のアクセス権設定には使用できません。

関連項目