ディレクトリサービス


書き込み処理または比較処理で複数の名前一致が検出された場合の LDAP サービスの対応方法を制御する
LDAP サービスは、[このディレクトリが 1 次ディレクトリで、比較/更新される識別名が複数あった場合のルール] 設定を使用して、以下の状況での応答動作を決定します。
ドメインで LDAP サービスを実行しているすべてのサーバーについて、[このディレクトリが 1 次ディレクトリで、比較/更新される識別名が複数あった場合のルール] を指定するには:

1 Domino Administrator で、LDAP サービスを実行しているサーバー、または LDAP サービスを実行しているサーバーと同じドメインに属しているサーバーを開きます。

2 [設定] タブをクリックします。

3 左側のペインで [ディレクトリ]、[LDAP] の順に展開し、[設定] を選択します。

4 次のいずれかを実行します。


5 上記の 2 つの状況での LDAP サービスの応答動作を指定するために、[このディレクトリが 1 次ディレクトリで、比較/更新される識別名が複数あった場合のルール] フィールドで次のいずれかを選択します。
[このディレクトリが 1 次ディレクトリで、比較/更新される識別名が複数あった場合のルール] フィールドの設定結果
一切変更しない (デフォルト)何も処理しません。LDAP サービスがエラーを返すので、重複する名前および命名規則を調べることができます。
最初に一致したものを修正
  • LDAP 書き込み動作が有効なディレクトリで最初に検出したエントリで、LDAP 書き込み動作で指定した識別名と一致するものについて、LDAP 変更、LDAP 削除、または LDAP 比較の動作を実行します。
  • [ディレクトリアシスタント] データベースで設定されていて、LDAP 書き込み動作が有効であり、最もよく一致する規則を持ち、検索順位が最も低い Domino ディレクトリで、LDAP 追加動作を実行します。
一致したものすべてを修正
  • LDAP 変更、LDAP 削除、または LDAP 比較の動作で指定された識別名と一致する、検出されたすべてのエントリに対し、その操作を実行します。
  • [ディレクトリアシスタント] データベースで設定されていて、LDAP 追加動作で指定された識別名と最もよく一致する規則を持ち、LDAP 書き込み動作が有効なすべての Domino ディレクトリで、LDAP 追加動作を実行します。
6 [保存して閉じる] をクリックします。

関連項目