システム管理ツール


Notes 同期化オプションを使用可能にする
MMC (Microsoft Management Console) で Notes または Windows の同期化機能を使用可能にするには、[Lotus ADSync のオプション] ダイアログボックスの [Notes 同期化オプション] タブを使用します。

1 MMC から、[Domino ディレクトリ同期化] を選択します。

2 [Notes 同期化オプション] をクリックします。

3 次のフィールドに必要な情報を設定します。
フィールドアクション
すべての同期化オプションの有効化オンにすると、Notes 同期化機能がすべて使用可能になります。Windows 2000 と Domino Notes の機能はすべて同期化されます。
選択した同期化オプションの有効化オンにすると、このダイアログボックスのフィールドがすべてアクティブになります。このチェックボックをオフにすると、このダイアログボックスのほかのオプションもすべてオフになります。
ユーザー/グループの登録このチェックボックスをオンにすると、新規または既存の Windows ユーザーが Notes に登録されます。このチェックボックスをオンにすると、[新規ユーザー/グループがすでに Notes に登録済みでも登録する] フィールドがアクティブになります。
新規ユーザー/グループがすでに Notes に登録済みでも登録するこのチェックボックスをオンにすると、同期化オプションを使用しても、Notes でユーザーやグループがで重複作成されません。[ユーザー/グループの登録] チェックボックスをオンにした場合にしか、このフィールドはアクティブになりません。
ユーザー/グループの削除このチェックボックスをオンすると、ユーザーとグループの削除の同期が取られます。これにより、削除用に選択したユーザーとグループが、Windows 2000 Active Directory からも、Domino ディレクトリからも削除されます。
ユーザー/グループの同期このチェックボックスをオンにすると、Active Directory オブジェクトフィールドの値が、[フィールドマッピング] タブに指定したフィールドマッピングに従って Domino ディレクトリのフィールドにコピーされます。このオプションを使用可能にすると、グループのメンバーリストの同期が取られます。

同期が取られるのは、[同期化] メニュー項目を選択するかツールバーボタンをクリックしたとき、または Active Directory オブジェクトが変更されたときです。

このチェックボックスをオンにすると、次のフィールドがアクティブになります。

  • 名前の変更でユーザーの再認証
  • ユーザーの同期で共通のパスワードを設定
名前の変更でユーザーの再認証オンにすると、Windows 2000 のユーザー名が変更されたときに、Domino システム管理プロセスを使って、対応する Notes ユーザー名が変更されます。

[ユーザー/グループの同期] チェックボックスをオンにした場合にしか、このフィールドはアクティブになりません。

ユーザーの同期で共通のパスワードを設定オンにすると、ユーザーの同期を取るときに新しいパスワードが設定されます。このパスワードは、Windows と Notes のインターネットパスワードとして使用されます。Notes のユーザー ID パスワードは変更されません。

[ユーザー/グループの同期] チェックボックスをオンにした場合にしか、このフィールドはアクティブになりません。

同期化オペレーションの確認/キャンセルのプロンプトオンにすると、同期化機能を確認またはキャンセルするためのオプションの 1 つが使用されます。次のいずれかを選択します。
  • [すべてのオペレーションに対するプロンプト] - すべての同期化機能の開始前に表示されるプロンプト。
  • [ユーザー/グループの削除に対してのプロンプト] - ユーザーやグループを削除するときにだけ表示されるプロンプト。
  • [すべてのオペレーションにプロンプトしない] - 同期化オプションの実行前にプロンプトは表示されません。
ユーザー ID の認証に CA プロセスを使用このチェックボックスをオンにすると、新規ユーザー登録時に、新しい Domino 6 Server ベースの認証機関 (CA) が使用されます。
4 [適用] をクリックし、[OK] をクリックします。

Domino CA について詳しくは、「CA プロセスで Domino CA を使用する」を参照してください。

関連項目