[MIME] - [変換オプション] - [インバウンド] タブ
[MIME] - [変換オプション] - [インバウンド] タブでは、SMTP を使用して MIME 形式で受け取ったメッセージを Notes リッチテキスト形式に変換する方法を制御するオプションを設定します。受信者のメールファイルの保存形式が Notes リッチテキスト形式に設定されている場合、または配信先メールファイルのルート上の次のサーバーで R5 より前の Domino が実行されている場合に、Notes リッチテキスト形式への変換が必要です。
フィールド説明
メールにキャラクタセット情報が無い場合、自動判定を行う次のどちらかを選択します。
  • [はい] - インバウンドメッセージで使用されているキャラクタセットがメッセージの MIME ヘッダーで指定されていない場合、メッセージテキストを調べてキャラクタセットを確認します。このオプションは、サイトで ASCII 以外のキャラクタセットでエンコードされた MIME 以外のメッセージを日常的に受信する場合に選択します。このオプションを選択すると、元の文字情報を最も正確に表示することができますが、パフォーマンスは低下します。
  • [いいえ] - (デフォルト) キャラクタセット自動検出は無効になります。
メモ キャラクタセットの自動判定を有効にしても受信メールに壊れた文字が含まれている場合、インバウンドキャラクタセット名の別名を設定することを検討してください。特に、問題のメッセージが特定の送信元からのみ配信されていることがわかった場合は、その必要があります。一部のメールサービスで、アウトバウンドメールに誤ったキャラクタセット情報が含まれることがあります。たとえば、中国語の文字に US-ASCII としてラベルが付けられることがあります。この場合、US-ASCII を中国語 (簡体字) キャラクタセット (GB2312) に割り当てる別名を設定します。Domino は US-ASCII としてラベルが付けられたメッセージを受け取ると、中国語 (簡体字) として処理します。US-ASCII キャラクタセットは中国語 (簡体字) キャラクタセットのサブセットなので、US-ASCII 文字のみを含むメッセージは引き続き正しく表示されます。詳しくは、[MIME] - [詳細] - [インバウンドメール詳細オプション] タブを参照してください。