Web サイト文書に含まれるほかの 2 つの設定値は、データベースをターゲットとする POST および PUT メソッド (フォームへの入力や添付ファイルのアップロードなど) を制御します。サーバーレコードで以前利用できた設定値は、Domino 6 では Web サイトごとに別々の値を設定できるように、Web サイト文書に移されています。

ユーザーが Domino データベースに送信できるデータ量を制限するには
1 Domino Administrator で [設定] タブをクリックして [Web] セクションを展開し、[インターネットサイト] をクリックします。

2 編集する Web サイト文書を選択し、[文書の編集] をクリックします。

3 [Domino Web Engine] タブをクリックします。[投稿データ] で、次のフィールドに必要な情報を設定します。

フィールド	アクション
最大投稿データサイズ	データベースをターゲットとする POST 要求を使ってユーザーが Web サイトに送信できるデータ量を KB 単位で入力します。デフォルトは 0 です。つまり、ユーザーが送信できるデータの量に制限はありません (たたし、サーバーレコード設定「最大要求内容サイズ」の制限は適用されます)。この制限は、HTTP の PUT および POST メソッドに適用されます。 ユーザーがこのフィールドで指定した値を超えるデータを送信しようとした場合は、ブラウザにエラーメッセージが返されます。
アップロード時のファイル圧縮	次のいずれかを選択します。 [有効] -- データベースに追加する前にファイルを圧縮します。ファイルを圧縮すると、サーバーのディスク容量を節約できます。 [無効] (デフォルト) -- バイトレンジ転送をサポートするブラウザをクライアントが使用している場合に選択します。Domino バイトレンジ転送を使って圧縮ファイルをダウンロードできません。

バイトレンジ転送については、「ファイルのダウンロードのパフォーマンスを向上させる」を参照してください。

メモ [Web サーバーの設定] ビューの使用時は、サーバー文書を開き、[インターネットプロトコル] - [Domino Web Engine] タブを選択します。

関連項目

Web サイトを運用する