ユーザーとサーバーの設定

登録ポリシー設定文書を作成する
ポリシーに登録ポリシー設定文書を含めると、多くの登録設定をユーザーの登録時に自動的に埋め込むことができます。組織ポリシーを使用する際に対応する認証者 ID でユーザーを登録するときに、そのポリシーが自動的に適用されます。明示的ポリシーを使用するときは、登録時にポリシーを選択します。

Notes ユーザーの登録設定について詳しくは、「Domino Administrator で詳細 Notes ユーザー登録を使用する」を参照してください。

登録設定を作成するには
1 Domino ディレクトリに対する [編集者] アクセス権と、次のロールのいずれかがあることを確認します。

2 Domino Administrator で、[ユーザーとグループ] タブを選択し、[設定] ビューを開きます。

3 [設定の追加] をクリックし、[登録] を選択します。

4 [基本情報] タブで、次のフィールドに必要な情報を設定します。
フィールドアクション
名前これらの設定を使用するユーザーの名前を入力します。

サービスプロバイダの場合、ホステッドオーガニゼーションの名前を入力します。

説明設定の説明を入力します。
登録サーバーの選択リストから登録サーバーを選択します。
パスワードクオリティの選択パスワードクオリティレベルを選択します。

サービスプロバイダの場合、パスワードの最低のクオリティレベルである [任意のパスワード] を選択するか、数字で指定する場合はレベル 2 を選択します。

ユーザーがホームサーバーで認証を行った後、パスワードクオリティはセキュリティ設定によって制御されます。

インターネットパスワードの設定[インターネットパスワードの設定] チェックボックスをオンにすると、各ユーザーのユーザー文書に保存されるパスワードが設定されます。このパスワードによってユーザーがインターネットサービスにアクセスできます。サービスプロバイダの場合、このフィールドは必ず設定します。
5 ローミングユーザーを設定する場合、[ローミングユーザー] を選択し、次のフィールドに必要な情報を設定します。サービスプロバイダの場合、ホステッドオーガニゼーションでは [ローミングユーザー] はサポートされません。
フィールドアクション
ローミングサーバーのメールサーバーを使用次の操作のいずれかを行います。
  • このフィールドをオンにして、メールと同じサーバーにユーザーのローミング情報を保存します。
  • 選択をオフにして、ユーザーのローミング情報を保存するサーバー名を入力します。
ローミングファイル作成オプション 次のいずれかを選択します。
  • [ローミングファイルを即時に作成] -- ユーザー登録時にユーザーのローミングファイルを作成します。
  • [バックグラウンドでローミングファイルの作成] -- ユーザーの登録後、システム管理プロセスを使用してユーザーのローミングファイルを作成します。
クリーンアップオプション次のいずれかを選択します。
  • [クリーンアップしない] -- ローミングユーザーファイルをクリーンアップしません。
  • [クリーンアップ間隔 N 日] -- 0 から 365 までの数字を入力します
  • [Notes 終了時にクリーンアップ] -- Notes のシャットダウン時にファイルをクリーンアップします
6 [メール] タブをクリックし、次のフィールドで必要な情報を設定します。
フィールドアクション
メールシステムメールの種類を選択します。
  • サービスプロバイダの場合、ホステッドオーガニゼーションで Domino Off-Line Services (DOLS) を実行している場合にだけ Lotus Notes を選択します。
  • [その他]、[他のインターネット]、または [なし] を選択した場合、手順 8 に進みます。
メールサーバーユーザーのメールファイルを保存するサーバーを選択します。
  • 組織で DOLS がサポートされている場合、DOLS 対応サーバーを選択します。
メールテンプレート次のいずれかを選択します。
  • [MAIL6.NTF] -- 組織で Lotus Notes、POP3、IMAP を使用している場合。
  • [INOTES6.NTF] -- 組織で Domino Web Access を使用している場合。
  • 組織のカスタムメールテンプレート。
メールファイルの作成次のいずれかを選択します。
  • [メールファイルをすぐに作成する] -- メールファイルを直ちに作成します。
  • [メールファイルをバックグランドで作成する] -- システム管理プロセスを使用してメールファイルを作成します。一度にたくさんのメールファイルを作成するときはこのオプションを選択します。
7 [インターネットアドレス] オプションで、次のフィールドに必要な情報を設定します。
フィールドアクション
インターネットドメインインターネットドメインを入力します (サービスプロバイダの場合は、ホステッドオーガニゼーションのインターネットドメイン)。このドメインは、インターネットメールを受信する各ユーザーのユーザー文書に追加される、インターネットアドレスの一部になります。
インターネットアドレス形式の選択インターネットメールのアドレス形式を選択します。
インターネットアドレスの区切り文字の選択インターネットアドレスのユーザー名部分に使用する区切り文字を選択します。
8 [メールの詳細] オプションで、次のフィールドに必要な情報を設定します。
フィールドアクション
所有者のアクセス権アクセスレベルを選択します。デフォルトは削除権限を持つ [編集者] です。

メモ 以前のバージョンの Domino では、所有者のアクセス権のデフォルトは [管理者] で、現在のデフォルトとは異なっていました。この変更は、ユーザーが誤ってメールファイルを削除しないようにするために行われています。

全文索引の作成(省略可能) このオプションをオンにすると、ユーザーがメールファイルで全文検索を実行できます。デフォルトではこのボックスはオフです。

全文索引の作成は、Lotus Notes、POP3、IMAP、Domino Web Access でサポートされます。サービスプロバイダの場合、全文索引は IMAP と Domino Web Access の場合にしかサポートされません。

メールデータベース割り当て設定(省略可能) このオプションをオンにして (デフォルトはオフ)、メールデータベースのデータベースサイズの制限値を強制します。サイズは MB で指定します。
警告限界値の設定(省略可能) このオプションをオンにすると (デフォルトはオフ)、ユーザーのメールファイルのサイズが上限に近くなると自動的にユーザーに通知がされます。サイズは MB で入力します。
9 [ID/認証者] タブをクリックします。[Notes ID の作成] フィールドで、次のいずれかを実行します。

10 [その他] タブをクリックして、次のフィールドに必要な情報を設定します。
フィールドアクション
グループ担当者これらの登録設定を使用して、登録するユーザー全員を追加するグループを選択します。1 つのグループに全員のユーザーを登録しない場合は、このフィールドは空欄にします。
ローカル管理者管理者の名前を入力します。

サービスプロバイダの場合、ホステッドオーガニゼーションのシステム管理者名を次の形式で入力します。

Administrator name/certifying hosted organization

11 文書を保存します。

関連項目