トラブルシューティング


Token-Ring ネットワークのソースルーティングブリッジ
フレームタイプの問題のほかに、Token-Ring ネットワークには、ソースルーティングブリッジで接続された別のトークンリングネットワークの Domino Server が見えないという問題があります。ソースルーティングブリッジネットワークを通過するために、場合によっては IPX/SPX プロトコルにソースルーティングサービスを適用する必要があります。

メモ Token-Ring のブリッジには一意な番号を割り当ててください。ブリッジが 2 つの Token-Ring に接続している場合、番号が重複しているとネットワークに接続できません。Token-Ring ネットワークの NetWare サーバー、Domino Server、およびほかのスイッチやブリッジはすべて、ブリッジで接続されたドメイン内で共通の IPX ネットワーク番号を共有します。

1 IPX/SPX ネットワークのフレームタイプは正しく設定してください

2 すべての Notes Client、Domino Server、および NetWare サーバーには、最新バージョンの IPX/SPX プロトコルサービスをインストールしてください。

3 ソースルーティングを使用する Token-Ring ネットワーク上にある Domino Server が、ソースルーティングを有効にしたローカル NetWare サーバーにアクセスできるようにして、バインダリまたは NDS ネームリゾルバサービスを設定できるようにしてください。ソースレベルでルーティングを行う Novell の NetWare Loadable Module (NLM) を IPX/SPX ネットワークにインストールする必要があります。

4 スイッチまたはブリッジ設定で IPX/SPX プロトコルが使用しているフレームサイズを指定できるか調べます。装置の多くは、バッファ

を 4096 または 4500 オクテット (バイト) に制限しています。場合によっては、Notes Client または Domino Server の IPX/SPX プロトコルスタックの設定を変更して、スイッチまたはブリッジのフレームサイズの限界を超えないようにすることも必要です。

関連項目