ユーザーとサーバーの設定


メールアーカイブログを使用する
メール文書のアーカイブをモニターするには、アーカイブアクティビティをアーカイブログデータベースに記録します。ユーザーのアーカイブログには、ログの日付、アーカイブデータベースに保存されている文書数、メールファイルから削除された文書数、アーカイブの失敗、元のメールファイルのアーカイブ元とアーカイブ先の場所の情報が保存されます。

たとえば、メールアーカイブログを使用すると、削除されたと判断される文書をトラッキングできます。アーカイブログを検索すると、文書がアーカイブされたかどうかを簡単に確認できます。そしてアーカイブログにはアーカイブされた文書へのリンクがあるため、アーカイブログの中からその文書にアクセスできます。

アーカイブログデータベースの名前と場所を指定する
デフォルトでは、アーカイブログデータベースは c:\notes\data\archive に保存されます。ここで archive はアーカイブディレクトリのデフォルト名です。ユーザーのアーカイブログデータベースファイルのデフォルトの名前は、l_xxxx.nsf という形式です。l_ は接頭辞で、xxxx はユーザーのメールデータベースの名前です。ログデータベースの名前は、ユーザーの ID からの指定文字数 (デフォルトは 6) で決まります。たとえば、John Smith という ID が jsmith であるエンドユーザーの場合、アーカイブログデータベース名は l_jsmith.nsf になります。

アーカイブログに保存される情報の種類について詳しくは、「文書のアーカイブログを表示する」を参照してください。

アーカイブポリシー設定では、メールデータベースのアーカイブのみを管理制御できます。システムデータベースをアーカイブする場合、またはアーカイブポリシー設定を使用せずにアーカイブする場合は、文書アーカイブツールを使用します。文書アーカイブツールについて、およびアーカイブされた文書の取得について詳しくは、『Lotus Notes 6 ヘルプ』をインストールしていれば、「文書のアーカイブ」を参照してください。

アーカイブログファイルのタイトル
はじめて、メールデータベースをアーカイブログファイルにアーカイブするとき、ユーザーのメールファイルの名前が、ログファイルのタイトルになります。Domino/Notes の旧リリースでは、メールファイルのアーカイブログタイトルにユーザー名は含まれませんでした。メールアーカイブがログに記録されない設定の場合、適用されません。

関連項目