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Windows NT グループを Notes に追加する
Windows NT グループを Notes に追加するとき、Notes にグループ文書を作成し、Windows NT グループのメンバーを Notes ユーザーとして登録できます。Windows NT グループがローカルグループで、メンバーにグローバルグループが所属している場合は、このグローバルグループを Notes に追加し、グローバルグループのメンバーを Notes ユーザーとして登録できます。Windows NT グループを Notes に追加する前に、元の Windows NT グループには影響を与えることなく、Windows NT グループに基づくグループメンバーシップを変更できます。

Windows NT グループを新規作成すると同時に Notes に追加するには
1 Windows NT グループを作成する前に、次の作業を行う必要があります。

2 Windows NT のユーザーマニュアルの指示に従って Windows NT グループを新規作成します。

3 パスワードの入力を求めるメッセージが表示されたら、Notes ユーザー ID のパスワードを入力します。

4 [次の設定でグループの作成] をオンにし、次のフィールドに必要な情報を設定して、[OK] をクリックします。
フィールド次のコマンドを入力します。
Notes グループ名対応する Windows NT グループの名前
[グループの種類]次のいずれかを選択します。
  • [多目的] (デフォルト)
  • [メールのみ]
  • アクセス制御リストのみ
  • アクセス不可グループのみ
説明対応する Windows NT グループの説明
NT グループのユーザーを Notes へ登録このオプションをオンにすると、グループのメンバーは Notes ユーザーとして登録されます。ユーザー文書、ユーザー ID、メールファイルが作成されます。
グループのメンバーを Notes ユーザーとして登録したくない場合は、このオプションをオフにします。この場合、ユーザー文書、ユーザー ID、メールファイルは作成されません。[次の設定でグループの作成] をオンにしてこのオプションをオフにすれば、Windows NT グループのメンバーを Notes ユーザーとして登録せずに Notes のグループ文書を作成できます。
5 Windows NT グループから個々のメンバーを追加したり削除したりする場合は、[メンバー] をクリックし、次のフィールドに必要な情報を設定します。
フィールド次のコマンドを入力します。
メンバーグループのメンバーではなくなったユーザーはこのリストから削除します。新規ユーザー名はこのリストに追加します。このリストから削除したユーザー名は [非メンバー] リストに表示されます。
非メンバーグループのメンバーではないユーザーはこのリストに追加します。[メンバー] リストに追加したいユーザー名はこのリストから削除します。
メモ グループのメンバーリストにグローバルグループがあり、このグループを Domino ディレクトリに追加したい場合は、[グループメンバーを Notes へ同期化する] もオンにします。

6 グループのメンバーを Notes に登録する際に、ドメインユーザーマネージャの登録オプションが表示されます。次のどちらかを選択します。

7 手順 6 でユーザー情報の手動入力を選択した場合は、次のフィールドに必要な情報を設定し、[OK] をクリックします。
フィールド次のコマンドを入力します。
名、ミドルネーム、姓Windows NT でのユーザーのフルネームから作成されたデフォルト名を受け入れます。
組織単位ユーザーが所属している組織単位名を入力します。たとえば、ユーザー John Smith がエンジニアリング部門に所属している場合、組織単位は Eng でユーザー名は John Smith/Eng になります。

組織単位は同姓同名のユーザーを区別する場合に便利です。たとえば、John Smith/Eng/Acme と John Smith/Doc/Acme の場合、もう一人の従業員はドキュメント部門に所属しているので別の組織単位名が割り当てられています。それぞれに異なる組織単位名が割り当てられるということです。

共通パスワードの使用このオプションをオンにすると、Notes、Windows NT、Notes インターネットに同じパスワードが割り当てられます。<ユーザー名> に対する Notes パスワード] と [パスワードの確認] フィールドが有効になります。 既存の Windows NT パスワードを保持するには、現在のパスワードを共通パスワードとして入力します。 [共通パスワードの使用] をオフにすると、[<ユーザー名> に対する Notes パスワード] と [パスワードの確認] フィールドが有効になります。
<ユーザー名> の共通パスワード このユーザーに割り当てるパスワードです
パスワードの確認 このユーザーの新しい Notes パスワードを再入力します。
インターネットパスワードを Notes で設定 このオプションをオンにすると、Domino ディレクトリのユーザー文書にインターネットアドレスが設定されます。このフィールドは、Notes メールでユーザー登録をした場合だけ使用します。次のフィールドが有効になります。 インターネットアドレス [<ユーザー名> に対するインターネットのパスワード] インターネットパスワードの確認
インターネットアドレス Windows NT のユーザー名と現在のホストドメインから作成されたデフォルトのインターネットアドレスを受け入れます。たとえば、KCarter@ domain.com です。 このフィールドは、POP、IMAP、Notes メールのどれかを選択した場合に表示されます。インターネットアドレスは、Notes メール配信で必要です。
インターネットパスワード このユーザーのインターネットパスワードを入力します。
インターネットパスワードの確認 このユーザーのインターネットパスワードを入力します。
8 新規の Windows NT ユーザーを Notes に登録するか確認するメッセージが表示されたら、次のどちらかの操作を行います。 [登録開始] をクリックして新規ユーザーを即座に登録します。 [キャンセル] をクリックして新規ユーザーを後で登録します。 9 手順 6 で [追加プロンプトのないユーザーの登録] を選択した場合は、パスワードをユーザーに配布して Notes Client をインストールできるようにします。インストールが終わったらユーザーはパスワードを変更できます。 既存の Windows NT グループを Notes に追加するには 1 既存の Windows NT グループを Notes に追加する前に、次の作業を行う必要があります。 ドメインユーザーマネージャで、Notes ユーザー登録を使用可能にしてあることを確認する Windows NT ユーザーの Notes への登録をカスタマイズする 2 ドメインユーザーマネージャのグループのウィンドウで、Notes に追加するグループアカウントを選択します。 3 [Notes] - [選択した NT ユーザーを Notes へ追加] を選択します。 4 [次の設定でグループの作成] をオンにし、次のフィールドに必要な情報を設定して、[OK] をクリックします。
フィールド 次のコマンドを入力します。
Notes グループ名 対応する Windows NT グループの名前
[グループの種類] 次のいずれかを選択します。 [多目的] (デフォルト) [メールのみ] アクセス制御リストのみ アクセス不可グループのみ
説明 対応する Windows NT グループの説明
NT グループのユーザーを Notes へ登録 このオプションをオンにすると、グループのメンバーは Notes ユーザーとして登録されます。ユーザー文書、ユーザー ID、メールファイルが作成されます。 グループのメンバーを Notes ユーザーとして登録したくない場合は、このオプションをオフにします。この場合、ユーザー文書、ユーザー ID、メールファイルは作成されません。[次の設定でグループの作成] をオンにしてこのオプションをオフにすれば、Windows NT グループのメンバーを Notes ユーザーとして登録せずに Notes のグループ文書を作成できます。
5 Windows NT グループから個々のメンバーを追加したり削除したりする場合は、[メンバー] をクリックし、次のフィールドに必要な情報を設定します。
フィールド 次のコマンドを入力します。
メンバー グループのメンバーではなくなったユーザーはこのリストから削除します。新規ユーザー名はこのリストに追加します。このリストから削除したユーザー名は [非メンバー] リストに表示されます。
非メンバー グループのメンバーではないユーザーはこのリストに追加します。[メンバー] リストに追加したいユーザー名はこのリストから削除します。
メモ グループのメンバーリストにグローバルグループがあり、このグループを Domino ディレクトリに追加したい場合は、[グループメンバーを Notes へ同期化する] をオンにします。 6 グループのメンバーを Notes に登録する際に、ドメインユーザーマネージャの登録オプションが表示されます。次のどれかを選択します。 [各ユーザーの名前とパスワードのプロンプト] を選択して、各ユーザーの情報を手動で入力します。 [追加プロンプトのないユーザーの登録] を選択して、Windows NT フルネームを Notes ユーザー名として使用し、New User Passwords データベース (NTSYNC45.NSF) にランダムな Notes パスワードを作成します。このオプションを選択した場合は、手順 7 に進みます。 7 手順 6 でユーザー情報の手動入力を選択した場合は、次のフィールドに必要な情報を設定し、[OK] をクリックします。
フィールド 次のコマンドを入力します。
名、ミドルネーム、姓 Windows NT でのユーザーのフルネームから作成されたデフォルト名を受け入れます。
組織単位 ユーザーが所属している組織単位名を入力します。たとえば、ユーザー John Smith がエンジニアリング部門に所属している場合、組織単位は Eng でユーザー名は John Smith/Eng になります。 組織単位は同姓同名のユーザーを区別する場合に便利です。たとえば、John Smith/Eng/Acme と John Smith/Doc/Acme の場合、もう一人の従業員はドキュメント部門に所属しているので別の組織単位名が割り当てられています。それぞれに異なる組織単位名が割り当てられるということです。
共通パスワードの使用 このオプションをオンにすると、Notes、Windows NT、Notes インターネットに同じパスワードが割り当てられます。[<ユーザー名> の Notes パスワード] と [パスワードの確認] フィールドが有効になります。 既存の Windows NT パスワードを保持するには、現在のパスワードを共通パスワードとして入力します。 [共通パスワードの使用] をオフにすると、[<ユーザー名> に対する Notes パスワード] と [パスワードの確認] フィールドが有効になります。
<ユーザー名> に対する Notes パスワード このユーザーに割り当てるパスワードです
パスワードの確認 このユーザーの新しい Notes パスワードを再入力します。
インターネットパスワードの設定 このオプションをオンにすると、Domino ディレクトリのユーザー文書にインターネットアドレスが設定されます。このフィールドは、Notes メールでユーザー登録をした場合だけ使用します。次のフィールドが有効になります。 インターネットアドレス [<ユーザー名> に対するインターネットのパスワード] インターネットパスワードの確認
インターネットアドレス Windows NT のユーザー名と現在のホストドメインから作成されたデフォルトのインターネットアドレスを受け入れます。たとえば、KCarter@ domain.com です。
インターネットパスワード このユーザーのインターネットパスワードを入力します。
インターネットパスワードの確認 このユーザーのインターネットパスワードを入力します。
8 新規の Windows NT ユーザーを Notes に登録するか確認するメッセージが表示されたら、次のどちらかの操作を行います。 [登録開始] をクリックして新規ユーザーを即座に登録します。 [キャンセル] をクリックして新規ユーザーを後で登録します。 9 手順 6 で [追加プロンプトのないユーザーの登録] を選択した場合は、パスワードをユーザーに配布して Notes Client をインストールできるようにします。インストールが終わったらユーザーはパスワードを変更できます。 関連項目 Windows NT ドメインユーザーマネージャで Notes 同期化機能を使用可能にする