インストール
能を使用すれば、ユーザーは Instant Messaging リストを保持できます。このリストでは、他のユーザーのオンライン状況を確認して、チャットを開始できます。Instant Messaging 接続状況機能は、メールメッセージ、ビューおよびフォルダのユーザー名を「オンライン接続状況」として表示します。つまり、[オンライン状況] アイコンが名前のそばに表示され、ユーザーが Instanst Messaging を使用して、他のユーザーとチャットできるか、または彼らをインスタントミーティングに参加させることができるかを示します。
Mozilla の場合、チャットと Instant Messaging (Sametime) を統合するために Sametime 3.1 をインストールしておく必要があります。Sametime の従来のバージョンは、Mozilla 上の Domino Web Access ではサポートされていませんでした。
Sametime のインストールについて詳しくは、『Sametime 3.0 インストールガイド』および『Sametime Administrator's Guide』を参照してください。Sametime のマニュアルを表示またはダウンロードするには、http://www.lotus.com/LDD/doc!Formula("@SetTargetFrame(\"top\");@URLOpen(\"http://www.lotus.com/LDD/doc/\")") にアクセスしてください。
その 1 - Domino Server で Domino Web Access を設定する 1 サーバーで Domino Web Access を設定するには、サーバーの設定時に該当するオプションを選択します。
2 [Domino Web Access (iNOTES6.NTF)] メールテンプレートにユーザーを登録します。
その 2 - Domino Web Access サーバーで接続文書を作成する 1 Domino Administrator で、[設定] タブをクリックします。
2 [ディレクトリサーバー] フィールドで、Domino Web Access サーバーの Domino ディレクトリを選択します。
3 [サーバー] をクリックし、[接続] をクリックします。
4 [接続の追加] をクリックします。
5 [接続タイプ] フィールドで [ローカルエリアネットワーク] を選択します。
6 Sametime サーバーの名前を [受信側サーバー] フィールドに入力します。次に例を示します。Sametime/Acme。
7 Domino Web Access サーバーの送信側ドメインと、Sametime サーバーの受信側ドメインを入力します。2 つのフィールドのドメインは同じでなければなりません。
8 [保存して閉じる] をクリックします。
接続文書について詳しくは、「LAN 接続を作成する」の項目を参照してください。
その 3 - 各ユーザーのユーザー文書を編集し、[Sametime サーバー] フィールドに Sametime サーバーを指定する 1 Domino Administrator で、[ユーザーとグループ] タブをクリックします。
2 Domino Web Access Domino ディレクトリを選択し、[ユーザー] をクリックします。
3 ユーザー名をダブルクリックして、ユーザー文書を開きます。
4 [Edit] をクリックします。
5 [Sametime サーバー] フィールドに、Sametime サーバーの名前を入力します。たとえば、Sametime/Sales/Acme/UK と入力します。
6 [保存して閉じる] をクリックします。
7 各ユーザーに対して 3 から 6 の手順を繰り返します。
その 4 - Sametime サーバーを設定する 『Sametime 3.0 インストールガイド』に記載された手順に従って、専用サーバーの Domino ドメインに Sametime をインストールします。必ず Domino Web Access と同じ Domino ドメインにインストールしてください。
その 5 - Sametime サーバーで接続文書を作成する 1 Domino Administrator で、[設定] タブをクリックします。
2 [ディレクトリサーバー] フィールドで Sametime サーバーの Domino ディレクトリを選択します。
6 Domino Web Access サーバーの名前を [受信側サーバー] フィールドに入力します。
7 Sametime サーバーの送信側ドメインと、Domino Web Access サーバーの受信側ドメインを入力します。
その 6 - Domino Web Access サーバーでトークンデータベースの 1 回限りの複製を作成する Sametime サーバーではセキュリティポリシーを実装し、Sametime サービスへの接続を確立する Sametime クライアントが必ず認証されるようにします。このセキュリティポリシーには、Sametime サーバーの Secrets (stauths.nsf) データベースを使用します。
1 Notes Client で、[ファイル] - [データベース] - [開く] を選択します。
2 Sametime サーバーの名前 (Sametime/Acme など) を入力します。
3 Secrets データベースのファイル名stauths.nsf を入力します。
4 [開く] をクリックします。
5 [ファイル] - [複製] - [レプリカの作成] を選択します。
6 Domino Web Access サーバーの名前 (iNotes/Acme など) を入力します。
7 データベースがデータディレクトリ...\domino\data\stauths.nsf に複製されることを確認します。
8 [OK] をクリックしてレプリカを作成します。
その 7 - Domino Web Access サーバーから Sametime サーバーに複製の変更内容を反映する 1 Domino Administrator で、[サーバー] タブをクリックします。
2 [サーバーコンソール] をクリックします。
3 push コマンドを入力して、Domino ディレクトリを Sametime サーバーに複製します。
5 push コマンドを入力して、Secrets データベースを Sametime サーバーに複製します。
その 8 - Sametime サーバー関連のファイルを Sametime サーバーと Domino Server の間にコピーする Forms5.nsf および Forms6.nsf を使用する混在環境用の Domino 6.5 では、Forms5.nsf 用の次のステップを使用します (Mozilla 上ではサポートされていません)。
1 Domino Web Access サーバーの Sametime アプレットフォルダの内容を Sametime サーバーにコピーします。アプレットは Domino Web Access サーバーの「SametimeApplet」というディレクトリにあります。
3 Domino Server ディレクトリの下に Sametime フォルダを作成します (存在しない場合)
5 (Mozilla のみ) stlinks ディレクトリの stlinks.jar ファイルが署名済みのバージョンでない場合、Sametime インストール CD 2 の Toolkit\stlinksignedapplet ディレクトリからの署名済みの stlinks.jar ファイルで置換します。
その 9 - Domino Web Access で Sametime が動作することを確認する 1 複製が完了し、Sametime サーバーにユーザー文書が存在することを確認します。
2 『Sametime 3.0 インストールガイド』に記載された手順に従って、Sametime Connect クライアントを使用して Sametime にログインします。Domino Web Access クライアントで Sametime が動作することを確認するには、まず Sametime が正しく機能していなければなりません。
3 ブラウザで Domino Web Access を起動し、[チャット] をクリックして Sametime の接続をテストします。
メモ Domino Web Access にチャットリンクが表示されない場合は、Domino ディレクトリにあるユーザー文書をチェックします。[Sametime サーバー] フィールドに正しい Sametime サーバーの名前が指定されているかどうかを確認します。
デフォルトの Sametime セットアップを変更するために使用できる設定のリストについては、「Domino Web Access と Sametime の NOTES.INI 設定」を参照してください。
関連項目