メールとディレクトリの移行


登録後に追加された cc:Mail メッセージを移行する
必要に応じて、ユーザーを移行した後で、もう一度 cc:Mail Domino Upgrade Service を実行し、cc:Mail の追加のメッセージを移行できます。このような二次的な移行作業は、すでに Notes メールファイルを持っているユーザーに対してのみ実行できます。また、追加分のメッセージを移行するには、移行先の Notes メールファイルに対して [管理者] のアクセス権が必要になります。最初の移行時にメールファイルに対する [管理者] のアクセス権がない場合は、ACL を編集して移行作業者に適切なアクセス権を設定するように Notes のメールユーザーに依頼します。

cc:Mail MTA を実行している環境で、ユーザーの cc:Mail メールボックスで受信したメッセージを対応する Notes メールファイルに自動的に転送する機能を有効にした場合、移行後に追加分の cc:Mail メッセージを移行する必要がありません。

二次的な移行作業を実行します。

1 cc:Mail ポストオフィスに接続します。

2 すでに移行されている cc:Mail ユーザーを Notes 登録キューにインポートします。

3 移行オプションの [メールの変換のみ] をオンにします。ユーザー文書と Notes ID ファイルを重複して作成するのを防ぐために、他のオプションはすべて無視されます。

4 [登録状況] ボックスで、メッセージを移行したいユーザーを選択し、[登録] をクリックします。

自動的にユーザーのメールファイルが検索され、cc:Mail のメールボックスにあるメッセージが Notes のメールファイルの適切なフォルダのメッセージに変換されます。すでに Notes のメールファイルにあるメッセージは変換されません。