Lotus Domino Administrator 6.5.1 ヘルプ - Windows システムに Domino をインストールする

インストール

Windows システムに Domino をインストールする
Windows に Domino をインストールするには、ここで説明する手順に従います。または、ローカルサーバーやリモートサーバーのサイレントインストールを実行することもできます。

1 Domino Server のプログラムファイルを Windows システムにインストールする前に、次のことを実行します。

必要なハードウェアとソフトウェアが正しく配置されており、正常に動作していることを確認します。
オペレーティングシステムおよびネットワークプロトコルの要件について詳しくは、『Notes/Domino 6 リリース情報』を参照してください。『Notes/Domino 6 リリース情報』には、製品の変更点に関する最新情報やドキュメントへの追加情報も記載されています。
一時的にスクリーンセーバーとウィルス検出ソフトウェアを無効にします。
他のアプリケーションがすべて終了していることを確認します。実行中のアプリケーションがあると、共有ファイルが破壊されて、インストールプログラムが正常に動作しないことがあります。
以前のリリースから Domino をアップグレードしている場合は、『アップグレードガイド』を参照してください。

2 インストール CD に収録されている、インストールプログラム (SETUP.EXE) を実行します。

3 Welcome 画面を読み、[次へ] をクリックします。使用許諾契約書を読み、[はい] をクリックします。

4 システム管理者の名前と会社名を入力します。

5 パーティションサーバーをインストールするかどうかを選択します。

6 ソフトウェアをコピーするプログラムディレクトリとデータディレクトリを選択し、[次へ] をクリックします。パーティションサーバーをインストールしている場合は、プログラムディレクトリのみを選択します。

7 サーバーの種類を選択します。

[Domino Utility Server] - アプリケーションサービスのみを提供し、Domino クラスタをサポートする Domino Server をインストールします。Domino Utility Server は、Lotus Domino 6 で新たに導入されたインストールタイプです。これにより、クライアントアクセスのライセンス要件が必要なくなりました。このオプションでは、メッセージングサービスはサポートされないことに注意してください。詳しくは、ライセンス本文の内容を参照してください。
[Domino Messaging Server] - メッセージングサービスを提供する Domino Server をインストールします。このオプションでは、アプリケーションサービスまたは Domino クラスタはサポートされないことに注意してください。
[Domino Enterprise Server] - メッセージングサービスとアプリケーションサービスの両方を提供し、Domino クラスタをサポートする Domino Server をインストールします。

メモ

これら 3 つのインストールオプションでは、Domino パーティションサーバーはサポートされます。サービスプロバイダ (xSP) 環境をサポートするのは、Domino Enterprise Server だけです。

8 インストールするコンポーネントを指定する場合は [カスタマイズ] を、すべてのコンポーネントをインストールする場合は [次へ] をクリックします。

9 パーティションサーバーをインストールしている場合は、各パーティションのデータディレクトリを指定します。

10 ソフトウェアをコピーするプログラムフォルダを指定するか、デフォルトのコピー先である Lotus Applications を受け入れます。

11 [完了] をクリックしてインストールプログラムを終了します。

12 [スタート] - [プログラム] - [Lotus Applications] - [Lotus Domino Server] の順に選択すると、サーバーのセットアッププログラムが起動します。