リファレンス
説明:メール変換ユーティリティ (CONVERT) で、Domino 6 の IMAP サービスで使用するメールファイルの更新時にフォルダリファレンスを保持するかどうかを指定します。
1 : 変換処理でフォルダリファレンスを保持する
デフォルト:なし。ただし何も設定しないと Domino では変換時にフォルダの参照が削除されます。
同じ機能のユーザーインターフェース:なし。
以前のリリースの Domino では、IMAP フォルダやメッセージデータを取得するために、IMAP サービスでメールテンプレートのフォルダリファレンスを使用していました。Domino 6 の IMAP サービスではフォルダリファレンスは使用されません。また、フォルダリファレンスを維持すると IMAP のパフォーマンスが低下します。このためデフォルトでは、メール変換ユーティリティ (CONVERT) を実行して IMAP 用にメールファイルを準備すると、変換されたメールファイルからフォルダリファレンスが削除されます。
この変数は、IMAP サービス以外の Domino アプリケーションで、情報を記録するためにメールファイルでフォルダリファレンスを使用する場合にのみ設定してください。メールファイル変換はサーバーのコンソールから手動で実行する場合と、IMAP ユーザーが初めて IMAP サービスにログインする際に自動的に実行する場合があります。この変数を設定すると、すべてのメールファイル変換でフォルダリファレンスが保持されます。変換後、フォルダリファレンスによって保存された IMAP フォルダおよびメッセージデータは、Domino 6 の IMAP 情報と最初は同期化されます。ただし、ルーターからメールファイルに新しいメッセージが配信される際には、フォルダリファレンスは更新されません。
関連項目