LOTUS NOTES 6 と LOTUS DOMINO 6 にアップグレードする


ユーザー文書の [インターネットアドレス] フィールドに入力する
Lotus Domino R4.6 から Lotus Domino 6 にアップグレードする場合、インターネットアドレスツールを使用すると、Domino ディレクトリに保存れているユーザー文書のうち、空白であるすべての [インターネットアドレス] フィールドにインターネットアドレスを入力できます。

1 Domino Administrator で、[ユーザーとグループ] タブをクリックします。

2 [インターネットアドレス] フィールドを入力するサーバーと Domino ディレクトリを選択します。

3 [ユーザー] をクリックします。

4 [インターネットアドレスの設定] をクリックします。

5 [インターネットアドレスの構成] ダイアログボックスでインターネットアドレスの形式を選択します。

6 インターネットアドレスの区切り文字を選択します。選択された区切り文字によって、[形式] フィールドのエントリが区切られます。

7 会社のインターネットドメインを入力します。


8 (省略可能) [オプション] をクリックし、次のどれかを実行します。
詳しくは、「ユーザー定義形式パターンを使用する」の項目を参照してください。
[インターネットアドレスの構成] ダイアログボックスには、サーバーとサーバー実行のベースとなる Domino ディレクトリを指定します。それぞれのアドレスと区切り文字の形式の例も示されます。

メモ カスタムパターンを使用すると、ダイアログボックスに例が表示されません。

Domino ディレクトリのすべてのユーザー文書がインターネットアドレスツールでチェックされます。[インターネットアドレス] フィールドが空白の文書が見つかると、エントリが作成されます。有効な RFC 821 アドレスであるかどうかや、エントリが重複していないかどうかが調べられます。このとき、サーバーのすべての Domino ディレクトリでエントリ名が詳細に参照されます。作成されたエントリと一致する [インターネットアドレス] フィールドがあると、見つかった文書のフィールドは空白のままになり、Notes Log (LOG.NSF) にエラーが記録されます。

注意 インターネットアドレスツールを実行すると、すべての新しいインターネットアドレスに関して詳細な名前参照が実行されます。ユーザー負荷の大きいディレクトリやサーバーではインターネットアドレスツールを実行しないでください。

インターネットアドレスツールを使用するためのアドレス形式
次の表に、選択可能なアドレス形式を示します。
アドレスの形式説明
FirstName LastName[名] と [姓] の各フィールドの内容が使用されます。
FirstName MiddleName LastName[名] フィールド、[ミドルネーム] フィールド、[姓] フィールドの内容が使用されます。
FirstInitial LastName[名] フィールドの 1 文字目と [姓] フィールドの内容が使用されます。
FirstInitial MiddleName LastName[名] フィールドの 1 文字目、[ミドルネーム] フィールド、[姓] フィールドの内容が使用されます。
LastName FirstName[姓] と [名] の各フィールドの内容が使用されます。
LastName FirstName MiddleName[姓] フィールド、[名] フィールド、[ミドルネーム] の内容が使用されます。
LastName FirstInitial[姓] フィールドの内容と [名] フィールドの 1 文字目が使用されます。
LastName FirstInitial MiddleName[姓] フィールド、[名] フィールドの 1 文字目、[ミドルネーム] フィールドが使用されます。
FirstName LastInitial[名] フィールドの内容と [姓] フィールドの 1 文字目が使用されます。
カスタムパターンの使用インターネットアドレスの指定に使用されます。
[カスタムパターンの使用] を選択した場合、次の区切り文字によってアドレスが区切れます。
なし
下線_
等号=
パーセント記号%
メモ ダイアログボックスの [インターネットドメイン] フィールドに、インターネットドメインを指定する必要があります。