メールとディレクトリの移行


変換後のメールボックスのサイズを見積もる
cc:Mail から Lotus Notes への移行を計画するときには、cc:Mail ポストオフィスの Notes メールデータベースへの変換に必要なディスク容量について把握しておく必要があります。Notes メールファイルに変換した後のメールボックスでどの程度のディスク容量が必要になるかを正確に算出する方法はありません。ただし、試験的に一部のメールボックスを移行し、生成される Notes メールファイルのサイズと cc:Mail メールボックスのサイズを比較して、変換後のメールボックス全体でのサイズを見積もることはできます。cc:Mail では次のコマンドを使用して、ポストオフィスに保存されたメールボックスのサイズを測定します。

DB6 ポストオフィスの場合

コマンドプロンプトで次のコマンドを入力します。

chkstat /N ポストオフィス名 /P ポストオフィスパスワード /D ポストオフィスパス /msgs/all >output.txt

ポストオフィス名はポストオフィスの名前、ポストオフィスパスワードはポストオフィスのパスワード、ポストオフィスパスはポストオフィスが保存されているディレクトリを示すネットワークパスです。output.txt には、出力レポートを保存するファイル名を指定します。

レポートには、ポストオフィスに含まれるメールボックスの総バイト数が出力されます。

DB8 ポストオフィスの場合

コマンドプロンプトで次のコマンドを入力します。

msgmgr /N ポストオフィス名 /P ポストオフィスパスワード /D ポストオフィスパス /U "username"

ポストオフィス名はポストオフィスの名前、ポストオフィスパスワードはポストオフィスのパスワード、ポストオフィスパスはポストオフィスが保存されているディレクトリを示すネットワークパスです。ユーザー名には、メールボックスのサイズを測定するユーザーの名前を指定します。

コマンドを実行すると、指定したメールボックス全体のサイズがキロバイト単位で表示されます。ここではレポートは生成されません。

関連項目