LOTUS NOTES 6 と LOTUS DOMINO 6 にアップグレードする
ポリシーについて詳しくは、「ポリシー」の項目を参照してください。
Lotus Notes Smart Upgrade を使用するには、次の手順に従ってください。
1 Smart Upgrade キットのテンプレートを使用してデータベースを作成し、Notes Client アップグレードキットをホスト管理します。
2 Lotus Notes Smart Upgrade データベースへのリンクによって、Domino ディレクトリのサーバー設定文書を更新します。
3 アップグレードキット (別名差分インストーラ) を、Lotus Developer Domain Web サイト (http://www.lotus.com/ldd/smartupgrade) からダウンロードします。
4 Lotus Notes Smart Upgrade データベースにキット文書を作成し、キットを添付します。
5 デスクトップポリシー設定文書を作成または変更します。この文書で、導入する更新リリースと Notes Client の更新に関する猶予期間の最終日付を指定します。
6 マスターポリシーを作成または変更して、ユーザーやグループをデスクトップポリシー設定文書に割り当てます。
7 作成したマスターポリシーによって、ユーザー文書を編集してマスターポリシーにユーザーを割り当てるか、Lotus Notes Smart Upgrade のデスクトップポリシー設定文書を 1 つ以上のグループに対して設定するか、あるいはその両方を行います。
ユーザーが Domino 6 のホームサーバーにログインした場合、Lotus Notes Smart Upgrade では次の処理が行われます。
8 ユーザーの Notes Client のリリース番号と、Lotus Notes Smart Upgrade データベースのキット文書の [対象バージョン] フィールドで指定されたリリース番号とを比較します。
9 デスクトップポリシー設定文書の [デプロイバージョン] フィールドで指定されたアップグレードキットのリリース番号と、キット文書の [アップグレード後のバージョン] フィールドで指定されたリリース番号とを比較します。
10 デスクトップポリシー設定文書の [デプロイバージョン] フィールドにおけるアップグレードキットのリリース番号の指定は省略可能です。[デプロイバージョン] フィールドが空白でも Lotus Notes Smart Upgrade データベースでアップグレードキットが使用可能な場合、Lotus Notes Smart Upgrade は手順 2 を省略し、アップグレードキットのリリース番号を使用してアップグレード処理を続行します。
11 Notes Client のリリース番号が [対象バージョン] フィールドのリリース番号と一致し、アップグレードキットのリリース番号が [アップグレード後のバージョン] フィールドのリリース番号と一致する場合、Lotus Notes Smart Upgrade はユーザーが指定されているか、またはアップグレードを許可されたグループのメンバーかどうかを確認します。
12 ユーザーが指定されているか、指定されたグループのメンバーである場合、Lotus Notes Smart Upgrade によってユーザーは Notes Client をアップグレードするように求められます。ユーザーは、要求に応じてクライアントを更新するか、指定した猶予期間だけアップグレードを遅らせるかを選択できます。
13 猶予期間の終了時点で Notes Client がまだ更新されていない場合、Lotus Notes Smart Upgrade では [今すぐ更新] ボタンを表示して、Notes Client の更新を強制します。
関連項目