LOTUS NOTES 6 と LOTUS DOMINO 6 にアップグレードする


Lotus Notes Smart Upgrade のマスターポリシー文書を作成する
マスターポリシー文書を作成または変更して、Lotus Notes Smart Upgrade デスクトップポリシー設定文書に割り当てるユーザーとグループを決定します。マスターポリシーには、組織ポリシーと明示的ポリシーの 2 種類があります。組織ポリシーは、組織の階層に基づいており、組織内のユーザーに自動的に割り当てられます。組織内の全ユーザーの Notes Client をアップグレードする場合は、組織ポリシーを作成します。明示的ポリシーは、特定のユーザーとグループに割り当てられます。特定のユーザーとグループだけの Notes Client をアップグレードする場合は、明示的ポリシーを作成します。

ポリシーについて詳しくは、「ポリシー」の項目を参照してください。

1 Domino ディレクトリの [ユーザーとグループ] タブで、[ポリシー] ビューを開きます。

2 マスターポリシーを作成する場合は、[ポリシーの追加] をクリックします。既存のマスターポリシーを変更する場合は、変更するポリシーを選択して [ポリシーの編集] をクリックします。

3 マスターポリシーを作成する場合は、次の手順を実行します。

4 [デスクトップ] フィールドで、Lotus Notes Smart Upgrade ポリシーを選択し、マスターポリシーと Lotus Notes Smart Upgrade デスクトップポリシー設定文書を関連付けます。

5 [保存して閉じる] をクリックします。

6 明示的ポリシーを作成した場合は、マスターポリシーをユーザーとグループに割り当てることができます。組織ポリシーを作成した場合、処理はこれで終了です。

メモ Lotus Notes Smart Upgrade デスクトップポリシー設定文書に割り当てられていないユーザーは、さらに Notes Client を更新する可能性があります。ユーザーが Lotus Notes Smart Upgrade データベースに対して ACL アクセスができる場合、ユーザーの Notes 6 Client をホームサーバーで認証するときに、サーバーは Notes Client のリリース情報と使用可能なアップグレードキットのリリース情報とを比較します。さらにサーバーは、マスターポリシーをチェックして、ユーザーが Lotus Notes Smart Upgrade デスクトップポリシー設定文書に割り当てられているかどうかを確認します。ユーザーがデスクトップポリシー設定文書に割り当てられていないのに、Lotus Notes Smart Upgrade データベースに対してアクセスする場合、ユーザーは Notes Client をアップグレードするように要求されます。

関連項目