ディレクトリサービス
Notes Client 上での LDAP アカウントを計画する
Notes Client では、個人アドレス帳に設定された LDAP アカウントを使用して、リモート LDAP ディレクトリサーバーに直接接続できます。Notes ユーザーは、LDAP アカウントを使用して、リモート LDAP ディレクトリを参照したり、メール送信時にリモート LDAP ディレクトリ内のアドレスを検索したりできます。
Notes Client に LDAP アカウントを設定する前に、以下の課題について検討する必要があります。
Notes ユーザーにリモート LDAP ディレクトリへのアクセスを許可するには、LDAP アカウントを使用するより、Notes Client のメールサーバーまたはディレクトリサーバーにディレクトリアシスタントを設定するほうがよいのでは?Notes Client で Notes R4 を実行する場合は、Notes R4 クライアントが LDAP アカウントの使用をサポートしていないため、ディレクトリアシスタントを使用する必要があります。また、ディレクトリアシスタントを使用すれば、リモート LDAP ディレクトリの設定が変更されても、クライアントの LDAP アカウントを更新する必要がありません。また、ディレクトリサーバーの設定が変更された場合も、リモート LDAP ディレクトリのディレクトリアシスタント文書のみを変更するだけです。
LDAP アカウントではどのような設定を使用するか?たとえば、LDAP ディレクトリサーバーで検索ベースが必要であれば、アカウントでその検索ベースを指定します。ユーザーエントリを見つけるために
cn
属性だけを検索する単純な検索フィルタを使用するか? それとも、
mail
、
uid
、
sn
、または
givenname
属性も検索する複雑な検索フィルタを使用するか?
cn
属性を検索するだけで十分であれば、単純な検索フィルタを使用するほうが、検索速度が向上します。
LDAP アカウントを設定および変更するために、セットアップポリシー設定文書またはデスクトップポリシー設定文書 (またはその両方) を使用するか?それらを使用することによって、アカウントを作成および更新する処理が自動化されます。
Bigfoot ディレクトリと VeriSign ディレクトリの LDAP アカウントは、デフォルトで設定されています。
関連項目
LDAP 機能を計画する
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